|
株式会社東芝は、ノートPC向けとして世界初となるHD DVD-RWへの記録に対応したHD DVD-R/RWドライブ「SD-L912A」を開発。7月からサンプル出荷を開始するほか、6月5日から台湾で開催されるComputex 2007に参考展示する。 東芝では、デスクトップ向けHD DVDドライブとして、HD DVD-Rへの書き込みに対応した「SD-H903A」を開発。1月からメーカー向けに出荷している。また、同社ノートPC「Qosmio」シリーズでは、上位モデルで薄型HD DVD-Rドライブも採用している。 今回発表された「SD-L912A」は、HD DVD-Rに加え、新たにHD DVD-RWへの書き込みにも対応。HD DVD-RWメディアは片面1/2層タイプが発売される予定だが、ドライブとして1/2層の両方に対応。HD DVD-R DLへの書き込みも行なえる。 なお、HD DVD-RWメディアは6月4日現在販売されていない。日立マクセルと三菱化学メディアが商品の投入を予告している。 記録速度はHD DVD-R(1層)が2倍速、HD DVD-R DLが1倍速、HD DVD-RW(1層)/DLが1倍速。DVD±R 4倍速、DVD-R DL 2倍速、DVD±RW 4倍速、DVD-RAM 3倍速、DVD+R DL 2.4倍速。CD-R 16倍速、CD-RW 4倍速。再生はHD DVD-R(1層)とHD DVD-ROMが2.4倍速。HD DVD-R DLとHD DVD-RWは1倍速となる。
ドライブの外形寸法は128×126×12.7mm(縦×横×薄さ)。インターフェイスはATAPI、バッファメモリは8MB。
□東芝のホームページ
(2007年6月4日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|