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オンキヨー株式会社は、スタイリッシュなデザインのCD/MDコンポ「X-T1X」を7月13日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭様相価格は45,000円前後の見込み。 また、MDデッキを省いた「X-T1CRX」も7月20日に発売。さらに、同社コンポとiPodを接続するための専用ドックもブラッシュアップ。「DS-A1X」として8月11日に発売する。コンポの「X-T1CRX」は、このドックも同梱しており、店頭予想価格は45,000円前後。ドック単体では8,500円前後の見込み。
■ X-T1X
メインユニットとスピーカーが斜め上方を向いたデザインのコンポとして、2006年2月に発売した「X-T1」のバージョンアップモデル。スピーカーのエンクロージャ容量を従来の約1.5倍に拡大し、バスレフダクトの構造も一新。低音増強技術「AERO ACOUSTIC DRIVE」も引き続き採用。再生周波数帯域は60Hz~50kHzで、低音が従来の70Hzよりも伸びている。 これに伴い、スピーカーの外形寸法も従来の125×206×221mm(幅×奥行き×高さ)から、133×224×232mm(同)と若干大型化している。しかし、デザインコンセプトは踏襲しており「1.5倍の容量増を感じさせない外見を保っている」(同社)という。 搭載ユニットはウーファが8cm径のA-OMFコーン、ツイータが2cm径バランスドーム。重量は1.1kg。 メインユニットにはCD/MDプレーヤーと最大出力10W×2ch(6Ω時)のアンプ、FM/AMチューナを内蔵。操作部は再生/停止やボリューム調整などの主要ボタンを円形に配置している。 CD部はCD-R/RWの再生も可能。ただし対応フォーマットはPCMのみで、MP3/WMAなどはサポートしない。MD部はMDLPに対応し、CDからMDへの4倍速ダビングも可能。複数のCDからダビングする場合のデジタル録音レベルを自動でピーク値にそろえる「DLA Link」も搭載する。
メインユニットの外形寸法は298×222×204mm(幅×奥行き×高さ)、重量は3.7kg。入力端子はアナログ音声×1.出力はアナログ音声×1、サブウーファプリ×1、ヘッドフォン×1、iPod用ドックを接続するRI端子×1を用意する。
■ X-T1CRX/DS-A1X X-T1Xと同様のデザインを採用したCDコンポ。MDデッキを省いた以外のメインユニットの仕様はほぼ共通。外形寸法は同じだが、重量は3.2kgと軽い。また、出力端子に光デジタル出力を1系統備えている。スピーカーはX-T1X付属のものと同じ。 同梱するiPod用ドック「DS-A1X」は、「DS-A1」の後継モデル。デザインが変更された以外、仕様はほぼ共通。第5/4世代のiPodや第1/2世代iPod nano、iPod miniなどを搭載できるドックで、RI端子を通じてコンポと接続する。
X-T1X、およびX-T1CRXのリモコンからiPodの再生や選曲、シャッフル/リピート操作も可能。充電も行なえる。また、コンポジット映像出力も備えており、iPod内の映像も出力できる。外形寸法は112×112×60mm(幅×奥行き×高さ)。重量は220g。
□オンキヨーのホームページ
(2007年6月8日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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