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松下電器産業株式会社は、地上デジタル放送などに対応するHDDカーナビ「Strada(ストラーダ)」の普及価格帯モデル3製品を10月10日に発売する。主な仕様や価格などについては下表の通り。
3モデルとも480×234ドットの7V型ワイド液晶ディスプレイを搭載するHDDカーナビゲーションシステムで、HDD容量は40GB。CN-HDS710TDのみ、MDデッキを搭載し、MD/MDLP再生に対応する。 CN-HDS710TD/700TDは、地上デジタル放送(12セグメント受信)とワンセグ受信に対応。2006年9月発表の従来モデルと比較して、高速走行中の受信性能を約1.6倍向上したのが特徴。 通常は12セグを利用するが、エリア外では自動でワンセグに切り替わる自動切替機能を搭載。同社独自の高画質化回路「PEAKS」プロセッサも内蔵する。 5月に発表したフラッグシップモデル「Strada Fクラス」と同様、地上デジタル放送の電子番組表(EPG)やデータ放送をタッチパネルで直接操作可能になった。EPGは12セグで最大8日分、ワンセグで最大10番組の取得/表示が可能で、スクロールにより1日分の全番組が閲覧できる。番組項目を直接タッチすることで、詳細情報の確認も行なえる。
オーディオ機能については、3モデルともアンプ部を改善。オペアンプやプリ部の回路を変更し、入力ノイズを低減したほか、スルーレートをアップし、従来モデルよりも音質を向上。最大出力は50W×4ch。 DVDビデオや音楽CD再生のほか、MP3形式のCDリッピングにも対応。SD-Audioもサポートし、同社のコンポ「D-dock」と連携可能。SDカードスロットを搭載し、SDカード内の音楽ファイルが再生できる。 別売のiPod用ケーブル「CA-DC300D」(5,250円)で、iPod接続にも対応し、ナビからiPodを操作できる。また、Bluetoothアダプタ「CY-BT200D」(21,000円)もサポートし、Bluetooth対応機器との連携が行なえる。 ナビゲーション機能としては、HDD収録の各データベースを最新情報に更新。Fクラス発表時に開始したPCや携帯電話などから、Webサイト上でルート設定などが行なえる利用者向けサイト「おでかけストラーダ」に対応。 AV/ナビ機能を直感的に操作できるインターフェイス「簡単ツートップメニュー」も改良。さらに見やすく、操作性を向上した。そのほか、事故多発地点案内機能などの安全走行機能も備える。 □松下電器のホームページ ( 2007年9月10日 ) [AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]
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