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株式会社東芝とマイクロソフト株式会社は5日、HD DVDに採用されている「HDi」など、インタラクティブ機能の普及・推進を図る「アドバンスト・インタラクティビティ・コンソーシアム(Advanced Interactivity Consortium/AIC)」を設立すると発表した。
AICは、HD DVD製品を含む、先進のインタラクティブ機能と相互動作性の普及促進を図り、消費者満足の最大化を図ることを目的に設立。両社に加え、ハリウッドからはドリームワークス、パラマウント、ユニバーサル、ワーナーが加盟する予定。「まもなく創立メンバーによる正式な組織発足を行ない、今後も参加パートナー企業を募る」という。 今後は、HD DVDで実現したインタラクティブ機能やダウンロード機能を、DVDプレーヤーでも利用できるようにすることを検討。また、パソコンやテレビ、携帯電話、ポータブルオーディオプレーヤー、ゲーム機などの機器へのサービス展開も計画する。 東芝の能仲久嗣執行役専務は「先進のインタラクティブ機能で、消費者に魅力的な体験を創造し、デジタル・ホーム・エンターテイメントに新たな次元をもたらす。賛同企業と共に、このシナリオを様々なプラットフォーム上に展開、エコシステムを創出したい」と述べている。 また、マイクロソフトのエンターテイメント&デバイス部門担当プレジデントであるロビー・バック氏は「AICは、これまでHDiとHD DVDの開発で携わってきた活動をベースにしているが、様々なプラットフォームに関心を持つオープンな組織。我々の目標は、光ディスクだけでなく、新しいデジタルダウンロードサービスにも高品質なインタラクティブ体験を確立していくこと」とコメントしている。
□東芝のホームページ ( 2007年10月5日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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