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三洋電機株式会社は、音楽再生も可能なボイスレコーダ「DIPLY TALK(ディプリトーク)」の新製品として、メモリ容量8GBの「ICR-PS390RM」を11月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は43,000円前後の見込み。カラーはブラック。対応OSはWindows Me/2000/XP/Vista。
16bit/44.1kHzでのリニアPCM(WAV)、またはMP3での録音が可能なボイスレコーダ。本体にチルトアップ可能なステレオマイクを搭載する。音楽再生機能として、リニアPCM/MP3(16~320kbps)/WMA(32~192kbps)に対応。WM DRM10もサポートする。ID3タグの日本語表示も可能。 メモリ容量をボイスレコーダとして世界最大という8GBに強化しており、約1,116時間の録音(MP3/モノラル時)が行なえる。リニアPCM/ステレオでの録音時間は約12時間。そのほかの録音モードはXHQ/HQ/SP(いずれもMP3ステレオ)で計5モードを用意。 マイクは新開発で、ノイズ低減により集音性を約3倍に向上。録音感度は自動(ALC ON)とマニュアル(ALC OFF)の切り替えが可能で、マニュアル時は、レベルメーターとピークランプを見ながら31段階で調整できる。 ステレオミニの入力端子も備え、外部マイクの利用も可能。ライン入力も兼用しており、外部プレーヤーなどからの録音も行なえる。ステレオミニのイヤフォン出力も装備。モノラルスピーカーも内蔵する。 8GBのメモリは「一般領域」と「セキュリティ領域」で各4GBに分割されており、セキュリティ領域は暗証番号を設定することで録音データの再生制限や、パソコンからの閲覧防止が可能。セキュアUSBメモリとしても利用できる。さらに、ファイルの誤消去を防ぐ「ごみ箱」を採用。消去前に一旦ごみ箱に移動する方式となった。
PCとはUSB 2.0で接続。スライド式のUSB端子を備え、PCに直挿しできる。バッテリは単4電池1本で、従来モデル同様に同社の充電池「エネループ」が1本付属。PCとの接続で本体内のエネループを充電することも可能。エネループ利用時の連続使用時間はMP3(SP)録音が約19時間、PCM録音が約8時間30分。MP3(SP)再生が約17時間、PCM再生が約9時間30分。 外形寸法は約119.7×34.2×13mm(縦×横×厚さ)、電池を含む重量は約49g。三脚穴付きの本革ケースや、イヤフォンなどが付属する。
□三洋電機のホームページ ( 2007年11月6日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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