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株式会社東芝の直販サイト「shop1048」は、DVDへのHD映像記録規格「HD Rec」に対応した新HD DVD/HDDレコーダ「RD-A301」の販売を、12月14日から開始した。価格はオープンプライスだが、直販サイトでの価格は128,000円で、同サイトの10%ポイント還元が付いている。 発表時には、発売時期を12月中旬としており、14日に販売が開始された。価格について同社執行役上席常務 デジタルメディアネットワーク社 社長の藤井美英氏は、「私の期待も込めて、10万円を切ってほしい」とコメントしていたが、14日時点の直販価格は128,000円。同日に編集部で確認したところ、大手家電量販店の通販ページでも同額で販売されている。ただし、価格は店舗によって異なるほか、年末に向けてさらに変動する可能性がある。 HDD容量300GB。地上/BS/110度CSデジタルチューナを各2系統、地上アナログチューナを1系統搭載したHD DVD/HDDレコーダ。DVDにMPEG-4 AVC/H.264やMPEG-2形式のHD映像が記録できる新規格「HD Rec」に対応したのが特徴。AVCだけでなく、MPEG-2 TSのストリーム録画番組(TSモード)をそのままDVD-Rに記録することもできる。 次世代ディスクレコーダは年末商戦で販売台数を伸ばしているが、BCNが12月5日に発表したデータでは、10月と11月を合算した、フォーマット別のシェアは、台数ベースでBDレコーダ:HD DVDレコーダが98 : 2、金額ベースで98.3 : 1.7という状況。
しかし、東芝のレコーダモデルチェンジサイクルはBD陣営とは異なり、10~11月には、夏商戦向けの「RD-A600/300」が店頭に並び、年末商戦向けモデルは「RD-A301」が初投入となる。2008年には「RD-A102」、「RD-X7」の2モデルも投入を予定されており、「RD-A301」は今後の巻き返しを図る第1弾モデルと位置付けられている。
□東芝のホームページ
(2007年12月14日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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