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社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は25日、2008年1月における民生用電子機器と地上デジタルテレビ放送受信機の国内出荷実績を発表した。民生機器の出荷金額は前年同月比111.0%の1,830億円で、8カ月連続のプラスとなった。また、地上デジタル放送受信機の出荷実績は84万9,000台となった。
映像機器の国内出荷金額は、前年同月比109.8%の1,069億円で8カ月連続のプラス。音声関連機器は、同112.2%の198億円で、2カ月ぶりに増加した。 1月のカラーテレビ全体(CRT+液晶テレビ+PDP)の出荷台数は、前年同月比109.9%の51万3,000台。CRT、液晶、PDPの構成比は4.1%、87.3%、8.7%で、液晶テレビがさらに構成比を上げた。 液晶は、10型以上の出荷台数が前年同月比130.7%の44万7,000台。特に37型以上は、同141.4%の11万6,000台と高い伸びを示した。PDPの出荷台数は同100.9%の4万4,000台。うち、43型以下がPDP全体の約86%を占めている。 DVDビデオは42万2,000台、前年同月比118.5%で5カ月ぶりのプラスとなり、今年度初めての2桁成長を記録した。DVD録再機のうち9割以上を占めるHDD内蔵型は21万1,000台、同127.8%と大幅に伸びた。再生機も同111.6%の18万9,000台と増加した。 地上デジタル放送受信機の出荷実績は84万9,000台で、内訳はテレビが前年同月比130.8%の47万5,000台、単体チューナが同142.5%の9,000台、STBが同111.6%の11万7,000台、デジタルレコーダが同149.1%の21万1,000台、チューナ内蔵PCが3万7,000台。地上デジタルテレビのカラーテレビ全体に占める割合は92.5%。 また、参考資料として発表されているワンセグ対応携帯電話の2007年12月出荷台数は263万5,000台で、累計では2,047万3,000台。1,000万台到達後、半年で2,000万台を突破した。ワンセグ内蔵PCの1月出荷台数は3,000台、車載用地上デジタルテレビ受信機器は5万5,000台。 ビデオカメラは前年同月比135.8%の7万5,000台で、大幅に伸長。デジタルオーディオプレーヤーは67万5,000台、同107.1%で、3カ月ぶりに前年実績より増加。そのうち約8割の52万5,000台がフラッシュメモリ搭載型となる。 カーナビは30万2,000台、前年同月比113.0%で15カ月連続の前年比増。HDD他タイプ、DVD-ROMタイプの台数構成比は67.7%、32.3%。
□JEITAのホームページ ( 2008年2月25日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
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