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三洋、640×480ドット/60fps撮影可能な「Xacti」
-912万画素CMOSを新搭載。顔認識機能も搭載


4月18日発売

標準価格:オープンプライス


 三洋電機株式会社は、ムービーカメラ「Xacti」の新モデルとして、60fpsの動画撮影に対応した「DMX-CG9」を4月18日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は39,800円前後の見込み。本体カラーはブラック(K)、ホワイト(W)、レッド(R)の3色を用意する。

 SD/SDHCカードスロットを備え、MPEG-4 AVC/H.264(MP4)撮影が可能なムービーカメラ。40MBメモリも内蔵する。2007年4月発売の「DMX-CG65」の後継となるエントリーモデルで、新たに60fpsの高フレームレート動画撮影に対応したのが特徴。

 新搭載の撮影モード「TV-HR」では、640×480ドット/60fps/6Mbpsの記録が可能。同社では「ハイビジョン画質の映像は不要だが、通常のVGA動画より高画質を求める人向けの機能」としている。

 その他の撮影モードは、従来モデル同様、640×480ドット/30fps/3Mbpsの「TV-SHQ」、640×480ドット/30fps/1.5Mbpsの「TV-HQ」、320×240ドット/30fpsの「Web-SHQ」、320×240ドット/15fpsの「Web-HQ」。いずれも音声はAACとなる。動画撮影時は、電子式手ブレ補正機能が利用できる。

DMX-CG9 ホワイト/レッド/ブラックを用意 60fps撮影に対応

 撮像素子は従来モデルのCCD(1/2.5型、637万画素)から、1/2.33型CMOSに変更され、総有効画素数は約912万画素に向上した。レンズもCMOSに合わせて再設計が行なわれ、従来モデルと同じ光学5倍ズームで、35mm換算の焦点距離は38~190mm、F値は3.5~3.7。

 本体サイズも大型化しており、CG65の67.7×34.5×100.3mm(幅×奥行き×高さ)/約169g(電池やカード含む)から、73.8×38.6×101.0mm(同)/約199g(同)となった。同社では「サイズが大きくなった分、グリップ感が向上し、持ちやすくなった」としている。

 静止画は、640×480~4,000×3,000ドットまで撮影可能。手ブレ補正機能として、フルHDモデル「DMX-HD1000」と同じ「マルチぶれキャンセラー」を搭載。最大12人の顔が検出できる顔検出機能も備える。

撮像素子をCMOSに変更。それに伴いレンズも再設計した 静止画の顔検出機能を搭載

 液晶モニタは2.5型/約23万画素。メニュー画面には、大型アイコンを採用し、簡単に目的の撮影モードが設定できる「シンプルモード」を追加。従来同様の構成の「ノーマルモード」も備える。同社では「静止画撮影の強化と、カラフルな本体、簡単に使える撮影モードの搭載により、女性ユーザーの獲得を目指す」としている。

 電源はリチウムイオンバッテリで、動画の連続撮影時間は約70分。付属品はバッテリ充電器や専用のUSB接続ケーブル、AV出力ケーブルなど。

【お詫びと訂正】(2008年3月25日)
 記事初出時、PC用ソフト「Xacti Software DVD 1.0」が付属すると記載しておりましたが、ソフトウェアは付属しませんでした。お詫びして訂正します。

液晶モニタは2.5型 シンプルモードメニューを追加 SD/SDHCカードスロットを搭載

□三洋電機のホームページ
http://www.sanyo.co.jp/
□ニュースリリース
http://www.sanyo.co.jp/koho/hypertext4/0803news-j/0319-1.html
□関連記事
【2007年3月13日】三洋、H.264撮影に対応した新「Xacti」
-「ピュアフォースIII」搭載。「Xacti 2.0に進化」
http://av.watch.impress.co.jp/docs/20070313/sanyo.htm

( 2008年3月19日 )

[AV Watch編集部/ike@impress.co.jp]


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