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パイオニア株式会社は、DVDプレーヤー3モデルを5月下旬より順次発売する。上位2モデルには、HDMI出力端子を装備し、DVDビデオなどの1080pアップコンバート出力が可能。最上位モデルのDV-610AVでは、SACDのDSD信号のHDMI出力などに対応。価格はいずれもオープンプライス。
全モデルでDVDビデオや、VRモード記録のDVD-R/RW/R DLの再生に対応。さらに、USB端子も備えており、ディスクやUSBメモリに記録した720×480ドットまでのDivX動画ファイルの再生に対応する。DV-610AVとDV-410VではWMV動画も再生可能となっている。 全モデルでMP3/WMA/AAC音声、JPEG写真などの再生が可能。DRM付きのWMAには対応しない。DV-610AVとDV-410VではJPEG HDの再生もサポートしている。 上位モデルの「DV-610AV」は、SACDとDVDオーディオの再生に対応したユニバーサルプレーヤーで、HDMI出力を装備し、1080pまでのアップコンバート出力に対応。さらに、SACDに記録しているDSD信号をHDMIから出力可能で、同社のSC-LX90などの対応アンプと接続することで、SACDの信号をデジタル伝送できる。 DVDやCDのディスク再生のほか、USB端子を装備し、DivXやWMV動画やMP3音声の再生などにも対応。DV-610AVのみ「DivX Ultra」に対応しており、複数字幕/音声やチャプタなどを備えたDivXの再生や各種操作が行なえる。「DVD/USB切り替えボタン」を装備する。 また、音楽CDから、MP3形式でUSBメモリーなどに録音できる「CD→USB録音」機能を搭載。ビットレートは128/192/320kbpsから選択可能で、音楽CDの中から好みの曲を選んで持ち出せる。 HDMIやコンポーネント、S映像出力のほか、同軸/光デジタル出力やアナログ5.1ch出力も装備する。音質面では24bit/192kHz対応の6ch DACを内蔵し、音質の向上を図っている。 また、バーチャルサラウンド機能や、セリフの聞き取りやすさを向上する「ダイアローグ」機能、深夜の映画鑑賞などの音の聞き取りやすさを向上する「オーディオDRC」などを備えている。 DV-410Vは、ブラック(-B)とシルバー(-S)の2色のカラーバリエーションを用意。SACDの再生には対応していないが、HDMI出力も装備しており、DVDビデオなどの1080pへのアップコンバート出力が可能となっている。 DVD/CD再生に加え、USB端子も装備し、USBに記録したDivXやWMVファイルの再生にも対応。ただし、DivX Ultraの再生には対応しない。また、CD→USB録音機能も省かれている。 DV-310はエントリーモデルで、DVDオーディオやSACDの再生には非対応だが、USB端子を装備。USBメモリなどに記録したDivXやMP3などの再生に対応する。
□パイオニアのホームページ ( 2008年4月25日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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