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iPodシリーズの新製品は、10日午前10時からアップルストアで販売されたのに続き、午後になってから一部量販店での販売が開始された。
東京・有楽町のビックカメラ有楽町では、開店と同時に、展示用の商品が入荷。1階のイベントスペースおよび同店2階のiPodコーナーで、実際に触ることができるようにするとともに、予約の受付を開始。さらに、午後4時30分に販売可能な商品が入荷したことで、午後5時頃から、「緊急入荷」の告知とともに、iPod新製品の販売を開始した。 同店では、「午前中から予約を開始したところ、事前に発売を知っていた人だけでなく、店頭で初めて新製品の発表を知って、そのまま予約するという人も多かった。iPodを買い換えたいと思っていた人や、購入を検討していた人が、新たなデザインを見て予約をしており、当初の見込みを上回る予約数になった」としている。 ただ、「Genius機能に関する問い合わせはいまのところない」としており、詳しい機能などを熟知した上で購入している例は、まだ少ないといえそうだ。
午後7時30分からは、1階店頭で発売記念のイベントとして、新製品の機能を紹介するとともに、初公開となるiPodの新テレビCMを公開。実際に商品を触って、説明を聞いた人には、3曲ダウンロードが可能なiTunes Music Cardがプレゼントされた。さらに、アップルが提供している「あなたの街のiPod」の登録促進も同時に行なわれた。 午後7時30分の時点では、iPod nanoの全色をはじめ、iPod classic、iPod shuffleも在庫があったが、「人気のカラーなどは早く在庫がなくなる可能性もある。週末まで在庫があるかどうかはわからず、次期入荷予定もいまのところはなんともいえない。欲しい方は、なるべく早く入手していただいたほうがいいだろう」(同店)としている。同店では、具体的な入荷数量などは明らかにしていない。 なお、発売が9月中旬から下旬とされているiPod nanoの16GB版、およびiPod touchについては、予約を受け付けており、入荷次第、先着順に受け渡すことにしているという。
□アップルのホームページ ( 2008年9月10日 ) [Reported by 大河原克行]
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