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株式会社マランツコンシューマーマーケティングは、B&W(Bowers & Wilkins)製スピーカー「CMシリーズ」の新モデルとして、2ウェイ2スピーカーのブックシェルフ「CM5」と、フロア型で3ウェイ4スピーカーの「CM9」を11月より発売する。 価格はCM5が16万円(ペア)、CM9が18万4,000円(1本)。CM9用センタースピーカー「CMC2」も併せて発売し、価格は15万円(1本) ■ CM5 2ウェイ、2スピーカーのブックシェルフタイプで、同社のヒットモデル「CM1」の上位機と位置づけられている。CM1より大型の165mmウーファを搭載するほか、大型のキャビネットを採用。エンクロージャはバスレフ型。 ボディカラーはローズナットとウェンゲ(各16万円/ペア)に加え、ピアノブラック(176,000円/ペア)もラインナップする。
Nautilus(ノーチラス)800シリーズのブックシェルフ型である「805S」(17万3,250円/1本)と同口径のウーファとキャビネットを採用し、「805Sにより近づけたパフォーマンスを獲得している」という。 ノーチラス・チューブを備えた25mm径のアルミドーム・ツイータと、165mm径のケブラーコーンのウーファユニットを搭載。高品位かつシンプルなクロスオーバーネットワークの採用により、忠実な信号再現を可能とした。 バスレフポートは中空ポートスリーブ。ツィータ用コンデンサは独ムンドルフ製のサプリーム(B&W特別仕様)を搭載している。徹底した内部補強を施したという高強度キャビネットを採用している。 再生周波数帯域は45Hz~50kHz。出力音圧レベルは88dB(2.83V/1m)、クロスオーバー周波数は4kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は200×301×340mm(幅×奥行き×高さ)、重量は8.9kg。スタンドはCM1と共通のFS700/CM(39,900円/2本)が利用できる。 ■ CM9 3ウェイ4スピーカーのフロア型スピーカー。CM7の上位機で、大口径ミッドレンジを採用したほか、ウーファを1基追加したCMシリーズのフラッグシップモデル。ローズナット/ウェンゲ(18万4,000円/1本)に加え、ピアノ・ブラックもラインナップ。ピアノ・ブラックの価格は20万円(1本)
エンクロージャはバスレフで、背面にポートを備える。ツイータはB&W独自のノーチラスチューブローディングで25mm径。ミッドレンジは新開発の160mm径のウォーブンケブラー・コーン・FST。ウーファは165mm径のケブラーコーンを搭載し、「シリーズ中最大のダイナミクスと繊細感、透明感を併せ持つ」としている。 再生周波数帯域は30Hz~50kHz。出力音圧レベルは89dB(2.83V/1m)、クロスオーバー周波数は350Hz、4kHz。インピーダンスは8Ω。外形寸法は200×300×990mm(幅×奥行き×高さ/キャビネットのみ)、重量は26.6kg。 ■ CMC2 CM9シリーズ用のセンタースピーカー。カラーは、ローズナット/ウェンゲ(15万/1本)と、ピアノ・ブラック(165,000円/1本)をラインナップする。
3ウェイ4スピーカーのバスレフ型で、25mm径のアルミドームツィータと、100mm径のケブラーコーン・FSTミッドレンジ、165mm径のケブラーコーンバス×2を搭載。再生周波数帯域は40Hz~50kHz、インピーダンスは8Ω。外形寸法は590×301×218mm(幅×奥行き×高さ/キャビネットのみ)、重量は18.7kg。 ■ CMシリーズに全製品にピアノブラック仕上げを用意 また、CM7、CM9、CMC2だけでなく、CMシリーズの全ラインナップに、ピアノブラック仕上げの「プレミアム・フィニッシュ」を用意。ブックシェルフ型「CM1」は12,200円プラスの134,000円(ペア)、トールボーイ「CM7」も12,200円プラスの134,000円(1本)、センタースピーカー「CMC」は8,650円プラスの10万円(1本)で11月より発売する。
□マランツ コンシューママーケティングのホームページ ( 2008年10月10日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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