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テレビアニメ「コードギアス 反逆のルルーシュ R2」に登場するキャラクターの音声を、ユーザーが自由に合成できるネット上のサービスを提供しているNECビッグローブ株式会社は14日、そこで作成された音声を、Webサイトにアクセスしなくても再生できるようにするPC用ソフトウェア「KoeLabo(コエラボ)プレーヤー」のβ版を公開した。利用にはユーザー登録が必要だが、無料で使用できる。 プログラムはAdobe AIRを利用している。対応OSはWindows XP/Vista。Mac OS X 10.xx以上。 既報の通り、NECビッグローブでは、音声合成を活用したサービスを集約する「KoeLabo」(コエラボ)を開設。その第1弾サービスとして、コードギアス製作委員会と協力し、ネット上でゼロ(ルルーシュ)と、C.C.(シーツー)という2人のアニメキャラの音声を合成できるサービスを提供している。 音声の合成だけでなく、他のユーザーが作成した音声を聞くためには、通常「KoeLabo」のWebサイトにアクセスする必要がある。しかし、KoeLaboプレーヤーはPCのタスクトレイに常駐。定期的にKoeLaboサーバーにアクセスし、投稿されたキャラクター音声を自動で再生する機能を持っている。そのため、Webサイトにアクセスしなくても様々なユーザーの合成作品が楽しめ、「キャラクターが自分に話しかけてくる感覚を体験できる」という。 プレーヤー側で再生したい音声のテーマを選択可能。例えば「朝の挨拶」を選択すると、KoeLaboのサイトから朝の挨拶に関連する音声やプレイリストを自動検索し、再生する。他にも、時報や占いなど、テーマを順次追加していくという。
自動再生だけでなく、メニューから任意のタイミングで再生させることも可能。NECビッグローブでは今後の展開として「ユーザーからのフィードバックをもとに、継続的に改良を行ない、誕生日にキャラクターからのお祝いメッセージが届くなど、パーソナライズ機能も追加していく予定」としている。
□NECビッグローブのホームページ
(2008年10月15日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
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