|
10月22日から、DVDリリースがスタートしているテレビアニメ「ウルトラヴァイオレット:コード044」。12月19日にはBlu-ray Disc BOX(BP-472/27,000円)の発売も控えている同作だが、パッケージソフト化を記念して、11月15日に声優陣が参加するスペシャルトークショーが行なわれた。DVD/BDの発売/販売はソニー・ピクチャーズ エンタテインメント(SPE)。
同作は、SPEとマッドハウスが手掛けた新作テレビアニメで、タイトル通り、ミラ・ジョヴォヴィッチ主演のハリウッド映画をベースにしている。アニメ化にあたっては、オリジナルの設定&ストーリーを採用しているのが特徴で、ANIMAXやBS11にて放送されているほか、SPEが全世界に向けての配給も予定している。 監督・脚本を、「あしたのジョー」や「エースをねらえ!」などを手掛けたアニメ界の巨匠・出崎(崎は大の部分が立)統が担当。プロデューサーはマッドハウスの元社長、丸山正雄。マッドハウス創設メンバーの2人が数十年ぶりにタッグを組んだ作品としても注目を集めている。
主人公は、ウィルスを使った遺伝子操作で人間離れした戦闘能力を手にするも、それと引き換えに寿命が残りわずかになってしまった女戦士044(フォーティー・フォー)。政府から彼女に与えられた任務は、吸血鬼集団「ファージ」の殲滅。しかし、彼女は戦いの途中で敵である青年・ルカを殺すことに躊躇してしまう。その結果、裏切り者として政府にも命を狙われることになる……。
■ 白熱のトークバトル
ステージには、044を演じる朴王路美(“王路”は王へんに“路”/ぱくろみ)さんと、ダクサス2世を演じる小山力也さんが登壇。MCを文化放送「アニスパ!」の鷲崎健さんが務めた。 盛大な拍手で会場に迎え入れられたゲストの2人は、開始5分と経たないうちに、朴さんが「アツイ!」とジャケットを脱ぐほど白熱したトークを展開。それぞれが印象的だったシーンを映像と共に振り返りながら、キャラクターやそのシーンに込めた思いを語った。 「ウルトラ・サブタイトークショー」というコーナーでは、全12話の各話サブタイトルをお題として、2人がトークで対決。“観客の拍手の大きさで勝者を決める”というルールのもと、朴さんが“初恋”、小山さんが“再会”などをお題にエピソードを披露。
小山さんが椅子から立ち上がり、ステージを歩き回りながら熱弁するなど、観客を大いに沸かせていた。最終的には、観客の拍手が大きかった朴さんが勝利。大好きだという銘酒を賞品として獲得した。
さらに、「ウルトラパラレルワールド」というコーナーでは、2人が演じている別作品のキャラクターで、「ウルトラヴァイオレット:コード044」の1シーンを生アフレコするという貴重な場面も。アドリブを交えた流石の演技に、集まったファンから大きな拍手と歓声が沸き起こった。
最後に朴さんは「最終回に出崎監督がこの作品に込めた“思い”が詰め込められていると思うので、最後まで観て下さい」。小山さんは「すばらしいスタッフとキャストに恵まれ、本当に贅沢な現場でした。いつまでも印象に残る作品になると思います」とトークショーを締めくくった。
□SPEのホームページ
(2008年11月18日) [AV Watch編集部/yamaza-k@impress.co.jp]
Copyright (c)2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|