|
カシオ計算機株式会社は、最大1,000fpsの「ハイスピード動画」撮影に対応したデジタルカメラ「HIGH SPEED EXILIM」2製品を2月20日より順次発売する。
光学5倍ズームやCMOSシフト式手ブレ補正を備えた「EX-FC100」と、薄さ16.3mm(最薄部14.3mm)の「EX-FS10」をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格はいずれも5万円前後の見込み。発売日はFC100のホワイト(WE)が2月20日、ブラック(BK)が2月27日で、FS10は4月上旬。FS10のカラーはホワイト(WE)/レッド(RD)/グレイ(GY)の3色。 両機種とも、最大1,000fpsの高速連写による超スロー映像が可能な「ハイスピードムービー」撮影に対応。ハイスピードでの撮影速度は1,000/420/210fpsから選択でき、記録解像度は1,000fps時が224×64ドット、420fps時が224×168ドット、210fps時が480×360ドットとなる。 また、通常の動画撮影では1,280×720/30fpsまたは640×480/30fpsでの記録に対応する。30fps撮影中に210fpsへワンボタンで切り替えられるモードも用意する。720p動画撮影中に静止画を撮影することも可能。動画のフォーマットはいずれもAVI(MotionJPEG)で、音声はIMA-ADPCMモノラル。静止画はJPEG。 撮像素子は総画素1,029万画素/有効910万画素の1/2.3型CMOS。記録メディアはSD/SDHCカードで、32MBのメモリも内蔵する。光学ズームはFC100が5倍(F3.6~4.5)、FS10が3倍(F3.9~5.4)に対応する。35mm換算の焦点距離はFC100が約37~185mm、FS10が約38~114mm。FC100のみ、CMOSシフト式の手ブレ補正機能を搭載する。
静止画では、2,816×2,112ドットで最大30枚/秒の高速連写が可能。これを利用して、被写体の動きを液晶にスローで表示しながらシャッターを押せる機能や、高速連写した複数の画像を合成した手ブレ補正機能、複数画像からブレが無く目を閉じていない笑顔の画像を検出する機能、撮りたいと思ってから撮影できるまでのタイムラグを設定しておくことで、その分をさかのぼった1枚を保存する機能も利用できる。 外形寸法と重量は、FC100が58.5×99.8×22.6mm(縦×横×厚さ)、約145g、FS10が59.4×97.1×16.3mm(同)、約119g。
□カシオのホームページ ( 2009年2月9日 ) [AV Watch編集部/nakaba-a@impress.co.jp]
Copyright (c)2009 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved. |
|