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日本ビクター株式会社は、ビデオカメラ「Everio」の新モデルとしてSDメモリーカードへのAVCHD記録に対応した「GZ-HM200」を3月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は10万円前後の見込み。 記録メディアにSDメモリーカードを採用したEverio新モデル。同時発表のSD解像度/MPEG-2記録モデル「GZ-MS130/MS120」もSDカード記録モデルとなる。SDメモリーカードを2枚同時に装着可能な「ダブルSDカードスロット」を搭載。2枚の8GB SDHCメモリーカードが同梱される。撮影中に1枚のメモリーカードの記録容量が一杯になってしまっても、自動的にもう1つのスロットに切り替えて連続撮影できる「自動メディア切替機能」も搭載している。 最大32GBのSDHCカードに対応し、32GBメディアを2枚同時に利用した場合、最長で約30時間のフルHD記録が可能(EPモード記録時)。また、動画を1枚のSDカードに、静止画をもう1枚のカードに記録するなどの使い分けもできるという。 記録メディアや外形寸法、重量以外の基本設計は、2月発売のHDD記録モデル「GZ-HD320/HD300」と共通となっており、撮像素子は1/4.1型のCMOSセンサーで、総画素数は305万画素。有効画素数は動画撮影時が116万画素、静止画が116万画素。 撮影フォーマットはAVCHD。画像処理回路に「HDギガブリッドPremium」を搭載し、平均ビットレート24Mbpsで録画する「UXP」モードも搭載。UXPと、「XP」(17Mbps)、「SP」(12Mbps)、「EP」(約5Mbps)の合計4種類の記録モードが選択できる。動画の記録解像度はいずれも1,920×1,080ドット。顔検出機能も備えている。静止画の記録解像度は最大1,920×1,080ドット。 レンズはコニカミノルタオプト製の光学20倍ズームで、F値は1.9~3.2。焦点距離は35mm換算で41.4~828mm。デジタル200倍ズームも使用可能。液晶モニターの開閉と電源ON/OFFに連動するレンズカバーも備えている。最低照度は9ルクス(ナイトアイ使用時は約1ルクス)。本体に収納可能な「スタイリッシュ2Wayグリップベルト」を採用している。 液晶モニタは2.7型、12.3万画素のクリアブライト液晶。録画映像の検索性を高める「オートグルーピング」機能や本体ダイジェスト再生機能も搭載している。消費電力は約3.3W。「HDギガブリッドPremium」により高画質化とともに、GZ-HD40比で従来比約50%の省電力化も実現した。DVDライターは「CU-VD3」と、AVCHD再生機能付きの「CU-VD50」に対応。また、アイ・オー・データの外付けBDドライブ「BRD-UXP8」も利用可能で、BDMV形式でメニュー付きのBDメディアとして書き出せる。 パソコン用の管理ソフト「Everio MediaBrowser HD Edition」も同梱。対応OSはWindows XP/Vista。撮影した動画を変換しながら、YouTubeにアップロードしたり、iPod/iPhone 3Gや、Apple TV用の動画に変換する機能を備えており、変換後にiTunesに動画を登録することも可能。 コンポーネントビデオ出力、AV出力、HDMIミニ出力、USB 2.0端子などを装備。付属バッテリ「BN-VF808」を使用した際の連続撮影時間は約1時間25分。実撮影時間は約40分。バッテリなどを含めた撮影時の重量は310g、本体のみは約260g。ACアダプタやリモコンが付属する。 □ビクターのホームページ ( 2009年2月19日 ) [AV Watch編集部/usuda@impress.co.jp]
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