ランサー、USB接続のHDMI出力アダプタがMacに対応

-Windows版ユーザーには無償ドライバ提供も


Mac OSに対応した「グランドHDシネマ」

3月18日発売

標準価格:オープンプライス



 ランサーリンク株式会社は、1月に発売したUSB接続のHDMI出力アダプタがMac OSに対応した新製品を3月18日より発売する。製品名はそのまま変わらず「グランドHDシネマ」(GHC-U2H)。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後の見込み。

 既存モデルの対応OSはWindowsのみだったが、今回発売されるモデルではMacもサポート。Windows XP/Vistaに加え、Mac OS X 10.4.11、10.5.5以上に対応する。既存モデルからのWindows向けの仕様変更はないという。なお同社では、既存モデルを購入者も同社に請求すればMac OS対応のドライバを無償で提供するとしている。

 PCからUSBで出力された映像/音声信号をHDMI信号に変換/出力する、台湾GRANDTEC ELECTRONIC製のコンバータ。PC内のHD映像などをHDMI搭載のディスプレイで視聴することが可能。インターフェイスはUSB 2.0ポートの入力と、HDMIの出力を各1系統装備。入力最大解像度は1,280×720ドット。HDMIはHDCPに対応し、720pまでの映像信号出力をサポートする。

 付属のソフトを使用することで利用できるパノラマ表示などの「拡張モード」では、Windowsで6台、Macで4台の接続に対応。そのほかの機能はWindows/Mac同仕様で、1台のPCに複数台の「グランドHDシネマ」を接続し、合計7台まで接続できるマルチディスプレイ出力や、デスクトップと同じ画面を出力するミラー設定などが利用できる。


(2009年 3月 18日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]