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ラトック、HDMIの映像と音を分離するアダプタ。4K/30p対応

 ラトックシステムは、HDMIから音声信号を分離し、光デジタル/アナログ音声で出力できるHDMIオーディオ分離器「RP-HD2HDA1」を16日より発売した。直販サイト「ラトックプレミア楽天市場店」限定で販売し、直販価格は5,074円。

RP-HD2HDA1

 ゲーム機やBDプレーヤーなどのHDMI信号から音声を分離し、HDMI入力を持たないアンプやスピーカー、5.1chホームシアターセットに出力。映像はパススルーでテレビやモニタに出力できる。HDCP 1.4に準拠し、4K(3,840×2,160ドット)/30p映像まで対応するHDMI入力とHDMI出力を各1系統搭載。MHL 2.0対応のスマホ/タブレットからの映像入力にも対応する。HDMI以外の端子として、光デジタル音声出力とアナログ音声出力(RCA)を1系統ずつ備える。

 音声出力は3つのモードを用意。HDMIからTVにそのまま出力する「TVモード」、光デジタル出力に分離する「Bitstreamモード」、アナログ音声で出力する「2chモード」を備え、手持ちの機器に合わせて本体のDIPスイッチで切り替えできる。

 モードによって通せる音声フォーマットは異なる。TVモードはリニアPCMのステレオ/マルチチャンネル、ドルビーデジタル(AC-3)/TrueHD、AAC 5.1ch、DTS/DTS-HD。Bitstreamモードは最大96kHz/24bitステレオ リニアPCM、ドルビーデジタル、AAC 5.1ch、DTS。2chモードは最大192kHz/24bitのステレオ リニアPCM。

入力端子側

 電源はACアダプタを使用。外形寸法は79.5×73.8×26.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量65g。