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ソニー、リアスピーカーを無線接続できる「ワイヤレスサラウンド」に対応開始

 ソニーは、サウンドバーにワイヤレススピーカーを組み合わせて、5.1chなどのリアスピーカーをワイヤレス化できる「ワイヤレスサラウンド」機能を提供開始。23日にアップデートを開始したサウンドバー「HT-NT5」と、ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」または「h.ear go(SRS-HG1)」の同機種2台を用意することで利用可能になる。

サウンドバー「HT-NT5」

 ワイヤレスオーディオ製品の連携機能「SongPal Link」により実現するもので、5.1chなどの音声をサウンドバー「HT-NT5」に入力して、後方に置いたワイヤレススピーカー2台からリアチャンネルの音声を出力する。なお、接続するSRS-ZR7またはSRS-HG1も、対応のファームウェアを適用しておくことが必要。

 ワイヤレスサラウンドの対象機種にはAVアンプ「STR-DN1070」も含まれ、10月以降に行なわれるSTR-DN1070のソフトウェアアップデートにより、上記のスピーカーと組み合わせたワイヤレスサラウンドが可能になる。

「SRS-ZR7」2台がワイヤレスのリアスピーカーになる
「h.ear go(SRS-HG1)」も対応
ワイヤレスサラウンドのイメージ(AVアンプ利用時)

 23日より行なわれたHT-NT5のアップデートでは、ワイヤレスサラウンドへの対応に加えて、ワイヤレスマルチルームでのUSB音楽再生に対応。また、Google Cast for audioの機能追加として、ハイレゾコンテンツの再生や、ミラーリング機能(Google側の対応後に利用可能)をサポートする。