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熊本地震の影響で、ソニーのα7/7R/7Sなどデジタル一眼の一部が供給困難に

 ソニーは24日、熊本地震により基幹部品の調達に影響が出ているため、4K映像のHDMI出力に対応した「α7S」など、デジタル一眼カメラの一部モデルの供給が当面の間困難になると発表した。対象モデルはα7、α7R、α7S、α5100、α77 II、α99。

ソニーα7S

 「現在、商品を一日も早くお届けできるように鋭意努力しており、生産回復に向けての準備は順調に進んでいる」としているが、上記のモデルの供給は困難になっているという。また、上記以外のデジタルカメラも、「一部品薄の状態が発生する場合がある」という。

 4月14日以降に発生した熊本地震の影響で、デジタルカメラのイメージセンサーや、ディスプレイデバイスの基幹工場であるソニーの熊本テクノロジーセンターが生産活動を停止。5月9日から段階的に稼働を再開。ソニーでは、デバイス分野を中心に約1,150億円の悪影響があったとしている。