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49,800円でデュアルDAC&バランス出力。新ハイレゾプレーヤー「Luxury & precision L3」
2016年7月13日 12:59
e☆イヤホンは、フルバランス回路を採用し、デュアルDACを搭載、2.5mm 4極バランス出力も備えたLuxury & precisionブランドのハイレゾプレーヤー「L3」を49,800円(税込)で7月16日に発売する。e☆イヤホンの店舗と直販サイトで販売する。内蔵メモリは16GBで、microSDカードスロットも装備する。
ポータブルプレーヤーの「COLORFLY C4」などを手がけたColourflyブランドの開発チームメンバーが、独立・設立したのがLuxury & precision。「精密機器レベルの性能向上、忠実な音の再現、美しい音質と質感を追求していることから、Luxury(豪華)とPrecision(精密)をブランド名にした」という。
DACチップに、シーラス・ロジックの「CS4398」を2基搭載。DACからローパスフィルタの入出力/信号拡大回路に至るまで、LRチャンネルを完全分離したフルバランス回路設計を採用。業界トップクラスという、チャンネルセパレーション110dB(32Ω)や、低ノイズ化を図っている。フェムト秒級の超高精度温度補償水晶発振器(TCXO)も搭載する。
出力端子はステレオミニ3極のアンバランスに加え、2.5mm 4極のバランス(先端から順にR-R+/L+L-)出力も装備。定格出力は、アンバランスが48mW×2ch、バランスが195mW×2ch。出力インピーダンスは2.2Ω。再生周波数帯域は10Hz~40kHz。同軸デジタル出力を兼ねたラインアウトも1系統備えている。
再生対応ファイルはWAV/FLAC/WMA/MP3/Apple Lossless/MP3/DSDで、PCMは192kHz/24bitまで、DSDは5.6MHzまでのネイティブ再生が可能。イコライザ機能も備えている。PCと接続し、USB DACとして使うことも可能。
OSは、MicroC/OSをベースに開発した独自システム。高音質の再現性の高さを追求したほか、DSDをネイティブで再生しても、CPUの動作周波数は100MHzに抑え、低EMIと低消費電力化も実現したという。
16GBの内蔵メモリに加え、microSDカードスロットを備え、最大128GBまでのmicroSDXCカードも利用可能。バッテリの持続時間はアンバランスで約10時間、バランスで約8時間。バッテリの充電時間は約6時間。外形寸法は114×60×15.2mm(縦×横×厚さ)で、重量は165g。