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LUXURY&PRECISION、フルバランスの「L3GT」や高級機「LP5 Ultra」など新プレーヤー

 サイラスは、LUXURY&PRECISION(楽彼)のポータブルオーディオプレーヤー「L3GT」を8月11日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は47,000円前後。また、フルバランス回路の「L6」や紫檀のバックパネルなど高級感にこだわった「LP5 Ultra」も発売予定。店頭予想価格はL6が18万円前後、LP5 Ultraが25万円前後。

L3GT

【訂正】記事初出時からL6とLP5 Ultraの発売日が訂正され、「未定」となりました(7月17日15時追記)

L3GT

 Luxury & Precisionの人気モデル「L3J」と同様にフルバランス回路を採用したポータブルオーディオプレーヤー。

L3GT

 3.5型/480×320ドット液晶や、フルバランス回路設計、シーラス・ロジック製DAC「CS4398-CZZ」、ステレオミニのアンバランス出力と2.5mm 4極バランス出力を装備する。定格出力は、アンバランスが45mW×2ch(32Ω)、バランスが180mW×2ch(32Ω)。出力インピーダンスは3.3Ω(アンバランス)/6.6Ω(バランス)。

 PCMは192kHz/24bitまで、DSDは2.8MHzまでのネイティブ再生が可能。再生対応ファイルはWAV/FLAC/ALAC(Apple Lossless)/WMA/MP3/DSD。6種類のイコライザ機能や2種類のデジタルフィルタを備える。

 内蔵メモリは8GB。microSDカードスロットを1基備え、最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用可能。同軸デジタル出力兼用のラインアウト×1と、micro USB端子も備え、96kHz/16bit対応のUSB DACとしても利用できる。

 バッテリの持続時間は約11時間、外形寸法は114×60×15.2mm(縦×横×厚さ)で、重量は160g。

L6

 日本未発売のフラッグシップモデル「LP5 LTD199」の音響回路を利用し、より使いやすい形にしたというプレーヤー。MIL規格準拠のコンデンサやクリスタルオシレータを採用し、音質を高めたほか、デジタル部に黄銅(真鍮)メッキカバーを採用したことでノイズを抑制しているという。

L6

 3.5型/480×320ドット液晶を装備。DACはAKM「AK4414」で、ステレオミニのアンバランス出力と2.5mm 4極バランス出力を装備。定格出力は、アンバランスが125mW×2ch(32Ω)、バランスが360mW×2ch(32Ω)。出力インピーダンスは2.2Ω(アンバランス)/4.4Ω(バランス)。

 PCMは192kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは2.8MHzまでのネイティブ再生が可能。6種類のイコライザ機能や2種類のデジタルフィルタ、2段階のゲイン切り替え機能などを備える。内蔵メモリは32GB。microSDカードスロットを1基備え、最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用可能。同軸デジタル出力兼用のラインアウト×1と、micro USB端子も備え、96kHz/16bit対応のUSB DACとしても利用できる。

 バッテリの持続時間は約11時間、外形寸法は123×63×16.9mm(縦×横×厚さ)で、重量は200g。

LP5 Ultra

 限定生産されたLP5 LTD199(日本未発売)のマスプロダクションモデルで、出力はアンバランスで200mW×2ch(32Ω)。天然木材のバックパネルと金メッキに黄銅(真鍮)のボディで高級感を高めている。ディスプレイは2.4型/320×240ドット。

LP5 Ultra

 DACはAKM「AK4414」で、出力はステレオ標準のアンバランスが1系統と、ライン出力(ミニジャック)。内蔵メモリは64GB。microSDカードスロットを1基備え、最大256GBまでのmicroSDXCカードが利用可能。

 PCMは192kHz/32bitまで(32bitはWAVのみ)、DSDは2.8MHzまでのネイティブ再生が可能。6種類のイコライザ機能や2種類のデジタルフィルタ、2段階のゲイン切り替え機能などを備える。micro USB端子も備え、96kHz/16bit対応のUSB DACとして利用できる。

 バッテリの持続時間は約10時間、外形寸法は133×76×24.5mm(縦×横×厚さ)で、重量は330g。