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JDI、ノートPC向けの13.3型4K LTPS液晶を開発。低消費電力化や狭額縁化へ

 ジャパンディスプレイ(JDI)は、ノートパソコン向けの13.3型4K/2K低温ポリシリコン(LTPS)液晶ディスプレイを7月よりサンプル出荷開始した。'16年内の量産開始を目指して開発に取り組んでおり、今後10型から17型のサイズまで、さらに4K/2Kだけではなく。3K/2Kなどの解像度も含めてLTPS LCDのラインナップを拡充。さらに、2017年にはインセルタッチ技術「Pixel Eyes」も適用する予定。

 解像度は3,840×2,160ドットで、精細度は332ppi。輝度は400cd/m2、コントラスト比は1,500:1。色再現域は72%。消費電力は4.7W。

 ノートPC市場の中で増加傾向の2in1タイプや薄型軽量のクラムシェル型での採用を想定。長電池寿命、薄型・軽量・小型、映像表現力などのユーザー価値向上を目指し、スマートフォン向けディスプレイで培ったLTPS LCD技術をノートPC向けに展開する。

 LTPS LCDは、アモルファスシリコンTFT(a-Si LCD)や酸化物TFT LCDと比較して画素の開口率が高いため、バックライトの消費電力を削減できる。13.3型4K2Kの場合、LTPS LCDの開口率はa-Si LCDと比較して30%以上高く、バックライトの消費電力も30%以上削減できるため、バッテリ駆動時間を長くできるという。また、ディスプレイ狭額縁化においてもLTPS LCDの優位性を活かし、ノートPCにおいてもスマートフォンのような狭額縁を実現し、よりスタイリッシュなデザインに貢献できるとする。

 また、独自のインセルタッチ技術「Pixel Eyes」もノートPCの向けに展開。アクティヴペンへの対応技術開発を進め、2017年中の量産展開を目指すとしている。