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“小さな巨人”、薄さ8.5mmで平面振動板もドライブするHIFIMANのプレーヤー「SuperMini」
2016年9月5日 08:00
HIFIMAN JAPANは、薄型のハイレゾプレーヤー「SuperMini」を9月17日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は36,944円前後。3日から予約受付を開始している。
“小さな巨人”と紹介されるプレーヤーで、薄さは8.5mm。価格を抑えながら、消費電力を節約して最大約22時間の再生を実現(MP3再生時)、高い出力電圧も特徴という。同社の平面磁気ヘッドフォン「HE400i」や「HE400S」も駆動できるとしている。
ピーク電圧は最大約4.2V@32Ωまでで、出力電圧は最大約320mW@32Ω。これを実現するために、8個のオペアンプを搭載している。なお、HIFIMANでは、他社製品も含めて、ドライブの難易度を色で表現した画像も公開している。
外形寸法は104×45×8.5mm(縦×横×厚さ)。重量は70g。メモリは内蔵しておらず、microSDカードスロットを装備。128GBまでのカードが利用できる。
再生可能なデータは、WAV/AIFF/FLAC/Apple Lossless/WMA/AAC/MP3など。DSDの再生もサポート。PCMは192kHz/24bit、DSDは2.8MHzまで再生できる。
一般的なポータブルオーディオと同様に、一体化されたCPU/DACチップを使っているが、SuperMiniではそれと同時に、小型かつ低消費電力を低下させる工夫も実施。OSやDACチップ、デジタルフィルタなどは自社独自開発。音質面では、「主力ハイファイプレーヤー HM901に似たサウンドを実現した」という。ディスプレイは1.92型、解像度160×128ドットのOLED(有機EL)。