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史上初、「大相撲トーナメント」がVR生配信。「国技館で観戦しているような体験」

 フジテレビは、2月5日に両国国技館で開催される「日本大相撲トーナメント 第四十一回大会」の中で行なわれる「十両トーナメント戦」などの模様を、同日11時30分~16時まで、日本大相撲トーナメントの公式サイトでVR生配信する。

「日本大相撲トーナメント 第四十一回大会」

 日本大相撲トーナメントのVR生配信は史上初。さらに第四十一回大会は、日本出身力士として19年ぶりに昇進を果たした横綱稀勢の里が、横綱として初めての土俵入りする大会としても注目されている。

 VR配信されるのは、 地上波で放送しない「幕内の土俵入り」から「幕内トーナメント」の一部、 3力士が巴戦で優勝者を決定する「十両トーナメント戦」や、「相撲普及講座」として人気関取が子供相手に稽古をつける「ちびっこ相撲」、 通常の取組ではなかなか見ることができない相撲の珍しい技を実演する「初切(しょっきり)」など。

 VR映像制作・配信では、ソニーデジタルネットワークアプリケーションズが技術協力。VRカメラはタマリ席に1台、東西花道に1台ずつ、計3台設置。取り組みを勝負審判に近い視点から観戦しているかのような臨場感が楽しめ、視点をユーザーが選択できることから、フジテレビは「間近を横切る力士の表情など、 実際に両国国技館で観戦しているような体験ができる」としている。

配信に利用するVRカメラ

 視聴環境は、PCのブラウザの場合WindowsがChrome、Opera、Firefox、Internet Explorer、MacはChromeのいずれも最新版。スマートフォンやタブレット向けには、iOS/AndroidのYouTubeアプリを使用。段ボール製などのゴーグルを持っている場合は、二眼モードで楽しめる。

 なお、VRではないが、テレビでの放送は「ジャパネット日本大相撲トーナメント第四十一回大会」として、フジテレビで2月5日16時5分~17時20分まで生放送される。