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キヤノン、「EOS C700」をPLマウント/グローバルシャッターCMOSに交換する有償サービス
2017年2月16日 18:02
キヤノンは、4K/60p対応デジタルシネマカメラ「EOS C700」のレンズマウントやCMOSセンサーを有償で交換するサービスを実施すると発表した。レンズマウントを、EFマウントから、PLマウントへ交換。また、センサーは、グローバルシャッター機能を搭載したCMOSへ交換するサービスとなる。提供時期は、レンズマウント交換が5月から順次開始。センサー交換は、パーツが未配備のため開始時期は未定。
「EOS C700」は、本体で4K/60p収録が可能なデジタルシネマカメラ。アップルの中間コーデックであるProResのカメラ内部録画にキヤノン製のカメラとして初めて対応し、ワークフローを効率化できるのも特徴。ProRes 422HQでの記録は、4K/30pまで対応する。EFマウントを採用し、ローリングシャッターを採用したモデルは'16年12月に発売され、価格はオープンプライスで、想定価格は300万円前後。PLマウントでグローバルシャッターを採用した「C700 GS PL」も発売予定で、想定価格は330万円前後。
今回のサービスは、EFマウント/ローリングシャッター搭載モデルを対象としたもの。PLマウントキットは16万円で、SHIMキット2万5,000円、交換サービス技術料金6万円で実施する。CMOSセンサー交換は、技術料金を含めて5万5,000円。このセンサー交換料金は、レンズマウント交換を行なったユーザー限定の特別料金となっている。CMOSセンサー交換サービスのみの料金は、決まり次第案内する予定。
なお、上記の料金は、PLマウント/グローバルシャッターモデル「EOS C700 GS PL」の発売日までの期間限定料金。発売日以降のサービス料金は、決まり次第告知する。
レンズマウント/センサー交換サービスは、購入した販売店または修理拠点窓口に持ち込んで預ける形で受けられる。5月から開始するレンズマウント交換サービスは、預けてから10日間程度の期間が必要。センサー交換で預ける期間は現時点では未定。