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フォステクス、GXスピーカーの国内生産第1弾「GX100BJ」。純マグネシウム使用
2017年4月5日 17:38
フォステクスカンパニーは、ブックシェルフ型スピーカーGXシリーズの新世代モデルとして、日本国内生産の「GX100BJ」を4月中旬に発売する。価格は1台69,000円。
純マグネシウムツイータとHR形状のアルミ合金製ウーファで構成するブックシェルフ型スピーカー。エンクロージャは音響用の積層合板をベースとしたもので、日本国内生産の第1弾モデルと位置づけている。
ツイータは純マグネシウム(純度99.9%)の20㎜リッジドーム形状振動板を使用。分割振動による共振を分散させ、「女性ボーカルのしっとりした歌声や、豊富な倍音成分を持つバイオリンの響きを存分に楽しめる」という。
ウーファはアルミニウム合金を使用した10㎝振動板を搭載。分割振動を分散することで鳴きを抑え、金属振動板の剛性や伝搬速度の高さを活かすHR振動板を採用しており、低域の再現性の向上や、スピード感のある再生を実現したという。
エンクロージャは、初代 GX100(2009年2月発売)から続く基本理念を踏襲。板材として安定した強度や形状などを特徴とする音響用の積層合板を基に、表面をオレフィン系シートで化粧仕上げした材料を使用している。ユニットを支えるバッフル板の厚さは18㎜、天地左右側板は15㎜で、適度な剛性を確保しつつ響きと余韻をそろえた。裏板には振動の収束が適度となるように15㎜のMDFを使用。
再生周波数帯域は55Hz~45kHz、クロスオーバーは1.8kHz、出力音圧レベルは82dB/W/m、インピーダンスは6Ω。最大許容入力は100W。外形寸法は160×231.5×262mm(幅×奥行き×高さ)、重量は5.4㎏。