ニュース
HDR対応の全画面有機ELスマホ「Galaxy S8/S8+」。auが6月8日発売
2017年5月23日 13:32
auは、Galaxy史上最大というベゼルレスの有機ELディスプレイを搭載したスマートフォン「Galaxy S8」と「Galaxy S8+」を6月8日より発売する。5月24日~6月7日までの期間中に予約して購入したユーザーに、S8/S8+を装着してVRコンテンツが楽しめる「Gear VR with Controller」をプレゼントする。
Galaxy S8は約5.8型、Galaxy S8+は約6.2型ディスプレイを搭載し、カメラ機能など主な仕様は共通。カラーバリエーションは、Galaxy S8がオーキッドグレー、コーラルブルー、ミッドナイトブラックの3色。Galaxy S8+がミッドナイトブラック、アークティックシルバーの2色。
製品名 | Galaxy S8 | Galaxy S8+ |
---|---|---|
ディスプレイ | 約5.8型 | 約6.2型 |
カメラ | 1,220万画素リアカメラ 800万画素フロントカメラ | |
オーディオ | ハイレゾ対応 | |
OS | Android 7.0 | |
CPU | 2.35GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア) | |
ROM/RAM | 64GB/4GB | |
バッテリ | 3,000mAh | 3,500mAh |
外形寸法 (縦×横×厚さ) | 約68×149×8.2mm | 約73×160×8.3mm |
重量 | 約150g | 約173g |
ディスプレイは有機EL(Super AMOLED)で、フレームを極限までそぎ落としたという全画面ディスプレイ「Infinity Display」を採用。画面サイズは、Galaxy S8が約5.8型、Galaxy S8+は約6.2型で、解像度はどちらも1,440×2,960ドット。モバイルHDRにも対応し、HDR 10をサポート。HDR(ハイダイナミックレンジ)対応のビデオコンテンツを再生できる。
フレームの極小化と、縦横比18.5:9の縦に長い画面比率で大画面化し、スリムで持ちやすい形状とした。ブラウザやSNS閲覧時のスクロール回数を少なくでき、マルチウィンドウで動画を見ながらチャットで文字入力もできるなど、1画面により多くの情報を表示できるとする。ホームボタンは物理ボタンを廃し、感圧センサーによるオンスクリーン型となった。
メインカメラは1,220万画素で、高速AFのデュアルピクセル技術を採用。レンズの開放F値はF1.7と明るく、薄暗い場所でもノイズの少ない撮影が可能とする。さらに、約800万画素のサブカメラにもAFを搭載し、自分撮りでもピントの合った写真を撮れる。そのほか、ジェスチャーや声を合図にシャッターを切る機能や、自分撮りをする前のプレビュー画面で肌の色合いや目の大きさを補正する「美顔モード」なども備える。
ユーザー支援インターフェイスとして、新たに「Bixby」(ビクスビー)を搭載。モノや場所など、調べたいものにカメラを向けるだけでオンライン検索できるBixby Visionなど、知りたい時に必要な情報を素早く確認できる機能を備える。なお、Bixbyの利用にはGalaxyアカウントの登録が必要。そのほか、指紋認証に加えて虹彩認証、顔認証によるセキュリティも選べる。
ハイレゾ音源に対応しており、同梱のAKG監修ハイレゾイヤフォンで高音質な音楽再生が楽しめる。また、フルセグ/ワンセグ対応チューナや、2つのダイナミックスピーカーも備えている。
チップセットは2.35GHz(クアッドコア)+1.9GHz(クアッドコア)のオクタコア構成。消費電力はS7 edgeから約20%削減。メモリは4GB。ストレージは64GBで、最大256GBまでのカードが利用できるmicroSDXCスロットを備える。IEEE 802.11ac対応の無線LAN、Bluetooth 5.0にも対応する。
本体はキャップレスのIPX5/8の防水と、IP6Xの防塵に対応。バッテリの容量は、S8が3,000mAh、S8+が3,500mAh。外形寸法/重量は、S8が約68×149×8.2mm(縦×横×厚さ)/約150g。S8+が約73×160×8.3mm(同)/約173g。