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Microsoft、新ゲーム機「Xbox One X」発表。UHD BD再生、シリーズ最小筐体で499ドル

 米Microsoftは現地時間の11日、ゲーム見本市「E3」に合わせ、新型ゲーム機「Xbox One X」を発表した。11月7日に全世界で発売予定、価格は499ドル。開発コードネーム「Project Scorpio」と呼ばれていたもの。4K Ultra HD Blu-rayソフトの再生にも対応する。

Xbox One X

 4K解像度でのゲームプレイが可能な高い処理能力と、Xbox Oneファミリーとして、既存のXbox One向けゲームやアクセサリとの互換性も維持しているのが特徴。同時にXboxシリーズで最も小さな筐体になるという。既に発売しているXbox One Sの上位モデルとしてラインナップされる。なお、GAMW Watchによれば、日本では11月7日ではなく、「準備が整い次第」の発売となる

名称はXbox One Xとなった

 6テラフロップのGPUを搭載。メモリ容量は12GBのGDDR5。2.3GHzのカスタムCPUを搭載しており、326GB/秒のメモリ帯域幅を持つ。4K解像度のゲームだけでなく、HDRにも対応する。1TBのHDDをストレージとして採用している。

 さらに4K Ultra HD Blu-ray/DVDに対応した光学ドライブも搭載し、UHD BDの再生も可能。また、Netflix、Amazon、Huluなどの4Kストリーミング映像配信にも対応する。Dolby AtmosとDTS:Xの映画やゲームもサポートする。

 冷却システムとして、家庭用ゲーム機の本体として初めて高度な液体冷却システムを搭載。スーパーチャージャースタイルの遠心ファンを備え、空気を迅速に吸入・圧縮する事で、「最小のノイズで最大の冷却効果を実現する」という。

液体冷却システムを搭載

 パフォーマンスを最大化し、電力消費を最小化するために、「Hovisメソッド」と呼ばれる最新のデジタル電力供給システムを搭載。各本体の電圧をカスタム調整できるようになっている。

 Xbox Oneファミリーとして、既存のXbox Oneや、Xbox One Sとも互換性を維持。ゲームだけでなく、周辺機器の互換性も維持する。4Kでないテレビに表示する場合でも、改良されたフィルタリングなどを使った「Supersampling」処理を行ない、より高画質な1080p映像として表示。ローディングも高速化するという。

Forza 7は4K/60pで楽しめるという
Xbox One X – E3 2017 – World Premiere 4K Trailer