関西テレビとGYAO、ドラマ「明日の約束」無料見逃し配信や関連作品製作で協力

　関西テレビ放送(カンテレ)とGYAOは、10月17日から放送が始まる井上真央主演の新ドラマ「明日の約束」において、テレビ放送とインターネット配信を連動させた企画を共同展開する。カンテレ初となるドラマ本編の広告付き無料見逃し配信を行なうほか、ドラマ本編につながる重要な物語を描く“チェインストーリー”の共同製作と「GYAO!」による独占無料配信を実施する。

(c)カンテレ

　ドラマ「明日の約束」は、カンテレ・フジテレビ系列で10月17日よりスタート。本編の無料見逃し配信は、映像配信サービスのGYAO!と、カンテレが提供する「明日の約束」特設サイトにて、各話テレビ放送終了直後から1週間実施する。カンテレ制作ドラマの広告付き無料見逃し配信は初めて。

　また、ドラマ本編の各話をつなぐチェインストーリーを、GYAOとカンテレが共同製作。登場人物たちの過去や隠された秘密など、ドラマ本編では描かれない次話につながる重要な物語を描く。本編と合わせて観ることで、ドラマをより深く楽しめるという。このチェインストーリーはGYAO!で独占無料配信され、各話テレビ放送終了後より本編の見逃し配信と合わせて行なう。

　ドラマの放送開始に先駆けて、過去に放送されたカンテレ制作のミステリードラマ「サキ」と、「ギルティ 悪魔と契約した女」の一挙無料配信をGYAO! で実施。「サキ」は「明日の約束」の出演者関連作品。

　今回の企画により、GYAOとカンテレは、初回放送視聴の最大化や、放送未視聴者の新規視聴の最大化、次話の放送視聴への回帰、作品へのエンゲージメント強化による継続視聴を目指す。

今回の取り組みの内容

「明日の約束」あらすじ

　主人公の藍沢日向(あいざわひなた)は、高校のスクールカウンセラー。「親でもない、教師でもない、最後に味方になってあげられる大人」として、学校や家庭の問題に悩む生徒の心のケアに生活をささげる。背後に、誰にも相談できない苦悩……“毒親”とも言える過干渉な母親とのいびつな関係に悩んで育ってきた経験があったからだ。日々、業務に熱心にまい進する日向はある日、気にかけていた不登校の男子生徒から「ヒナタ先生のことが好きです」と告白される。しかし、その翌日、彼は不可解な死を遂げてしまう。

　はたして、誰が彼を死なせたのか。彼がいなくなった世界では、“犯人探し”が始まる。すると、彼が抱えていた“闇”が次から次へと明らかになり、原因究明に動く日向の前に立ちはだかる。学校での陰湿ないじめ、日向の母親と同じ“毒親”による息子への過干渉、彼自身の非行歴と不穏な交友関係……。

　また、日向自身の周辺…男子生徒の母親からの言いがかり、自らの“毒親”からの抑圧、恋人との心が引き裂かれそうなトラブル、心から離れない男子生徒からの「告白」の記憶といった難題も、彼女を次第に追い込んでいく。

　しかし、日向は、生徒の死の原因を究明したい一心で、持ち前の前向きな性格を武器に、あらゆる問題に向き合っていく。その先に日向が見つけた「生きる上で大切なこと」とは? 果たして、そこから日向が導き出した「親子のカタチ」とは?