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Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」

 ディーアンドエムホールディングスは、Dolby AtmosやDTS:X、Auro-3Dの各フォーマットに対応したDALIのマルチ・パーパス(多目的)スピーカー「ALTECO C1」を11月下旬に発売する。価格は5万円(ペア)で、仕上げはブラックアッシュ(B)とウォルナット(MH)の2モデルを用意する。

Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 ALTECO C1(ブラックアッシュ)
ALTECO C1(ブラックアッシュ)

 7月より発売された「SPEKTOR」シリーズ用に新規開発されたドライバとDALI独自のスピーカー最適化ノウハウを投入した新型マルチ・パーパス・スピーカー。ユニットは21mmソフトドームツイータと、115mm径ウッドファイバーコーンウーファの2ウェイ。

Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 ALTECO C1(ウォルナット)
ALTECO C1(ウォルナット)

 フロントスピーカーの上や、壁掛け、デスクトップなど7種類の設置方法を想定。手持ちのサラウンドシステムに追加することで高さ方向の音をプラスでき、Dolby Atmos、DTS-X、Auro-3D対応AVアンプなどと組み合わせて立体的な音響を楽しめる。また、店舗などの壁掛けスピーカーとしても利用可能。壁掛け用のフックを備え、タッピングネジなどを使って設置できる。

 想定する設置方法は、フロントスピーカーの上などに置くことで、音を天井に反射させてサラウンドシステムにハイト信号を付加する「アップフィリング・スピーカー」、正面壁面に設置する「フロント・ハイトスピーカー」、横壁面に設置する7.1chの「サラウンド(サイド)スピーカー」、後方壁面に設置する「サラウンドバック、リアハイトスピーカー」、正面壁面に設置し、壁面に設置する「フロントスピーカー」、正面壁面に、横向きに置く「フロント・ワイドスピーカー」、デスクトップに置く「ニアフィールド・モニター」の7つの位置/用途。

Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 左から、「アップフィリング・スピーカー」、「フロント・ハイトスピーカー」、「サラウンド(サイド)スピーカー」の設置例
左から、「アップフィリング・スピーカー」、「フロント・ハイトスピーカー」、「サラウンド(サイド)スピーカー」の設置例
Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 左から、「サラウンドバック、リアハイトスピーカー」、「フロントスピーカー」、「フロント・ワイドスピーカー」、「ニアフィールド・モニター」の設置例
左から、「サラウンドバック、リアハイトスピーカー」、「フロントスピーカー」、「フロント・ワイドスピーカー」、「ニアフィールド・モニター」の設置例
Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 用途に合わせ、向きを変えて設置
Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 用途に合わせ、向きを変えて設置
用途に合わせ、向きを変えて設置

 前面に2段階のモードスイッチを装備。設置場所に応じて、拡散パターンを変更できる。ターミナルはプッシュ式で、バナナプラグやYラグには非対応。

 周波数特性は74Hz~26kHz(±3dB)、クロスオーバー周波数は2.1kHz、インピーダンスは6Ω、推奨アンプ出力は25~100W。外形寸法は160×255×190mm(幅×奥行き×高さ)、重量は2.8kg。サランネットと、2種類のラバーフットが付属する。

Atmos/DTS:X/Auro-3D対応、7種類の設置ができるDALIスピーカー「ALTECO C1」 2段階のモードを切り替えられるスイッチを装備
2段階のモードを切り替えられるスイッチを装備