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TEAC、15万円を切るOCXO採用の10MHz出力専用マスタークロックジェネレータ「CG-10M」

 ティアックは、10MHzクロック出力専用のマスタークロックジェネレータ「CG-10M」を、10月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は148,000円前後。

TEAC、15万円を切るOCXO採用の10MHz出力専用マスタークロックジェネレータ「CG-10M」 10MHzクロック出力専用のマスタークロックジェネレータ「CG-10M」
10MHzクロック出力専用のマスタークロックジェネレータ「CG-10M」

 心臓部にあたる水晶発振器に、恒温槽を備えた発振安定度が高いOCXO(Oven Controlled Crystal Oscillator)を採用。フロントパネル中央に備えたアナログメーターは、OCXO内部の発振安定状態を常時表示する。

TEAC、15万円を切るOCXO採用の10MHz出力専用マスタークロックジェネレータ「CG-10M」 恒温槽を備えたOCXO
恒温槽を備えたOCXO

 周波数温度特性±3ppb以内、周波数精度±0.1ppm以内の高精度スペックを実現。計4系統の10MHzクロック出力端子を備え、BNCの端子はいずれも金メッキ仕上げ。

TEAC、15万円を切るOCXO採用の10MHz出力専用マスタークロックジェネレータ「CG-10M」 背面
背面

 完全独立分離した回路構成で、各系統間の干渉を低減。安定した電流を供給する大容量トロイダルコア電源トランスを採用してる。脚部には、独自の3点支持ピンポイントフットを採用。前面、天面、サイドパネルには電波ノイズに強いアルミニウムを使っている。

 消費電力は15.65W(ウォームアップ時)、8.5W(安定時)。外形寸法は290×248.7×84.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約3.6kg。

TEAC、15万円を切るOCXO採用の10MHz出力専用マスタークロックジェネレータ「CG-10M」 独自の3点支持ピンポイントフットを採用
独自の3点支持ピンポイントフットを採用