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600Ωの「T 1 2nd」も強力駆動、beyerdynamicの小型ヘッドフォンアンプ

 ティアックは、独beyerdynamicの新製品として、「T 1 2nd Generation」などのヘッドフォンの能力を最大限引き出せるというDAC内蔵小型ヘッドフォンアンプ「Impacto essential」(インパクトエッセンシャル)を10月下旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は38,000円前後。4月に概要を発表しており、正式な発売日や価格が決定した形となる。

600Ωの「T 1 2nd」も強力駆動、beyerdynamicの小型ヘッドフォンアンプ スマホと組み合わせた「Impacto essential」の使用イメージ
スマホと組み合わせた「Impacto essential」の使用イメージ

 ケーブルに搭載したリモコンを少し大きくした程度のコンパクトなサイズながら、インピーダンスが600Ωの「T 1 2nd Generation」を駆動できる実力を備えたポータブルヘッドフォンアンプ。対応するヘッドフォンは「T 1 2nd Generation」、「T 5 p 2nd Generation」、「AMIRON HOME」。

600Ωの「T 1 2nd」も強力駆動、beyerdynamicの小型ヘッドフォンアンプ 「Impacto essential」
「Impacto essential」

 出力は50mW(32Ω)、7mW(600Ω)。出力インピーダンスは4.7Ω。パワーサプライは5V 195mWで、USBバスパワーで動作する。

 本体の下部に、マイクロUSBの端子を装備。そこにケーブルを取り付ける事で、Androidスマートフォンやタブレット、Windows PC、Macと接続可能。Type C端子の0.8mケーブルと、Type Aの1.4m、マイクロUSBのOTG 0.8mケーブルの3本を同梱。接続する機器に合わせ、ケーブルを取り替えられる。iOS機器は現時点でサポートしていない。

600Ωの「T 1 2nd」も強力駆動、beyerdynamicの小型ヘッドフォンアンプ Type C端子の0.8mケーブルと、Type Aの1.4m、マイクロUSBのOTG 0.8mケーブルの3本を同梱
Type C端子の0.8mケーブルと、Type Aの1.4m、マイクロUSBのOTG 0.8mケーブルの3本を同梱

 USB DACとしては、PMC 384kHz/32bitまで、DSDは5.6MHzまでサポート。DACチップはESSの「SABRE 9018Q2C」を採用

 再生周波数特性は4Hz~52kHz。SN比は121dB(A)。全高調波歪率は0.002%。チャンネルセパレーションは97dB。外形寸法は63×32×7mm(縦×横×厚さ)で、ケーブルを含まない重量は12g。

600Ωの「T 1 2nd」も強力駆動、beyerdynamicの小型ヘッドフォンアンプ PCと接続したところ
PCと接続したところ