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JVC、迫力の低音とK2技術を使い分けられるBluetoothイヤフォン「HA-FX99XBT」
2017年11月2日 11:00
JVCケンウッドは、JVCブランドの新製品として、高音質化技術「K2 TECHNOLOGY」を搭載したBluetoothイヤフォン「HA-FX99XBT」を11月上旬に発売する。重低音再生を追求した「XXシリーズ」の製品でもある。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は25,000円前後。
ネックバンド型のBluetoothイヤフォンで、有線接続にも対応。有線時はハイレゾ再生に対応する。高磁束、高磁力のネオジウムドライバを搭載しており、クリアでキレのある再生が可能。エクストリームトルネードダクトを備え、深い重低音再生ができるとする。
Bass Boost回路も搭載。「SOUNDボタン」を押す事でON/OFFでき、そのモードの1つとして「K2 TECHNOLOGY」も選択可能。ワイヤレス伝送後のサウンドを、Bluetoothイヤフォン側でハイレゾ相当の192kHz/24bitデータに復元し、高音質なワイヤレス再生が楽しめる。
Bluetoothのコーデックは、SBC、AAC、aptXに対応する。連続再生時間は約8時間。
音を聴いてみる
「XXシリーズ」の製品だけあり、ベースのサウンドは低音の迫力満点。だが、ボワボワと膨らむような低音ではなく、適度にソリッドさがあり、聴いていて気持ちの良い低音だ。
「SOUNDボタン」を押してBass Boost回路をONにすると、このパワフルさがさらにアップ。地下のクラブで重低音を浴びているような感覚が味わえる。しかし、豊富な低域に埋もれず、中高域の情報量は維持されている。
「K2 TECHNOLOGY」ON状態では、Bass Boost回路は自動的にOFFになり、Bass Boostする前の音になるが、K2技術によって音場が拡大し、中高域のしなやかさがアップする。低音は力強く出ているが、音としてはモニターライクな方向に変化するため、1つの製品で、2つの製品のサウンドが楽しめるような感覚だ。