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イベント会場に近づくと特別番組をネット受信するハイブリッド・デジタルラジオ放送

 VHF-Low帯を利用した放送サービス「i-dio」で、車をメインターゲットとして放送している「Amanekチャンネル」は、リスナーの位置や属性などをもとに、放送とインターネットストリーミング放送とを自動で切り替える「ハイブリッド・デジタルラジオ放送」を開発。12月3日にツインリンクもてぎで開催するモータースポーツイベント「Honda Racing THANKS DAY 2017」の特別番組で活用する。

特別番組視聴中のAmanekチャンネルアプリ画面

 当日、Amanekチャンネルでは、このイベント会場から約5時間の生中継を放送するが、イベントに参加する人が、会場に向かう際や、帰りなど、イベント特別放送エリアに入ると、自動的にインターネットのストリーミング放送受信に切り替わり、選手によるプログラムのおすすめや、コメントが楽しめる。

 ストリーミング放送は、AmanekチャンネルのiOS/Androidアプリを使って受信する。11月末にリリース予定のアップデートを適用すると、参加者特典放送の受信機能が追加。アップデート後に、アプリから「Honda Racing THANKS DAY 2017」のチャンネルをタップし、参加者コードの「hrtd」を入力すると、準備完了となる。

 視聴エリアは、会場のツインリンクもてぎまで約1時間の範囲。東北自動車道を使う場合は、下りは佐野SA付近、上りは八坂北PA付近から。常磐自動車道の場合は、下りは岩間IC付近、上りは中郷SA付近からがエリアとなる。参加者特典放送の放送時刻は、朝7時頃~9時頃と、夕方16時半頃~19時半頃。

一般放送と特別放送の切り替えイメージと、イベント特別放送エリア

 なお、アプリはイベントの入場証としても利用でき、当日Amanekチャンネルのアプリ画面を入場ゲートにて係員に提示し、人数を伝えるシステムとなっている。