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BRAGI、音楽プレーヤー内蔵の左右分離イヤフォン「The Dash Pro」。心拍計内蔵/NFMI接続
2017年12月14日 00:00
桜木電子は、ドイツのBRAGI(ブラギ)製品の取扱いを開始。左右分離イヤフォンに音楽プレーヤー機能や心拍計なども内蔵した「The Dash Pro」を12月22日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は46,400円前後(税込)。e☆イヤホンとフジヤエービックでは、12月16日から先行発売する。
BRAGIは、かつて大手オーディオメーカーで設計を担当していたNikolaj Hviid氏が2014年にドイツのミュンヘンで設立。2015年に、The Dash Proの前身である「The Dash」を発売した。
新モデルのThe Dash Proは、左右分離のBluetooth 4.0イヤフォン。スマートフォンやオーディオプレーヤーの楽曲をワイヤレスで聴けるほか、本体に4GBメモリを内蔵し、単体でも音楽を再生できるのが特徴。再生対応フォーマットはMP3とAACで、DRMファイルは非対応。最大1,000曲を保存できる。装着したまま周りの音も聞ける「オーディオトランスペアレンシーモード」を搭載する。
IPX7防水設計で、ランニングやスイミングなどの運動にも利用可能。心拍数、カロリー、歩数、距離、速度などを計測できる。「自動アクティビティトラッキング機能」を搭載し、運動の履歴をボタンを押すことなく記憶して管理。スマートフォンアプリ「BRAGI App」により、アクティビティを視覚化し、パフォーマンスを把握できる。
イヤフォン部にはKnowles製のバランスド・アーマチュア型ドライバを搭載。左右イヤフォンのワイヤレス接続にはNFMI(近距離電磁誘導)を採用し、安定した接続ができるという。Bluetoothの対応コーデックはSBCとAAC。再生周波数帯域は20Hz～20kHz、全高調波歪率は1%以下。
光学式タッチインターフェイスによる操作に対応するほか、頭を動かすことで、音楽再生時の曲送りや電話の応答、着信拒否などのハンズフリー操作ができるヘッドジェスチャーにも対応。さらに、音声コマンドも利用できる。Amazon Alexaにも対応しているが、現状では英語版のみとなっている。
スマートフォンでのハンズフリー通話にも対応。Knowlesがチューニングしたデジタル骨伝導マイクを内蔵している。翻訳アプリのiTranslateとも連動。40以上の言語でのコミュニケーションに利用できるという。通話時のノイズを抑制するKnowlesの技術「adaptive Versant 2.0」も搭載。
32bit ARMプロセッサーとDSPを搭載。マルチカラーLEDも備える。装着すると自動で電源が入り、ワンタッチでスマホやPCなどとペアリングする。重量は1個13g。バッテリ容量は100mAhで、連続使用時間は最長5時間、充電時間は約2時間。付属ケースにもバッテリを内蔵し、最大5回分充電できるため、本体とケースの合計で30時間の利用が可能になる。
