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Synology、4Kビデオ変換対応で約3万円のNASキット「DS218」

 アスクは、4K映像のトランスコード機能を備えたSynology製の2ベイNASキット「DS218」を15日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は30,370円前後。HDDは別売。

DS218

 「DiskStation」シリーズのNASで、マルチメディアセンターやビジネス向けなどの用途を想定。2台の3.5/2.5型HDDを内蔵できる。RAID 0/1とJBOD、Basic、Synology Hybrid RAIDに対応する。1.4GHz クアッドコアCPU(Realtek RTD1296)とDDR4 2GBメモリを搭載し、転送速度は読み込み/書き込み共に112MB/秒以上。

別売の3.5/2.5型HDD2台を内蔵可能

 4K Ultra HD映像のビデオ変換が行なえるハードウェアベースのコード変換エンジンを搭載し、HEVC/H.265(10bit)の変換に対応。4K(4,096×2,160ドット)動画をトランスコードしながらパソコンやスマートフォン、テレビなどに出力できる。

 Synology NAS専用OS「Disk Station Manager(DSM)」を搭載。iOSやAndroidのアプリから音楽や写真、動画の操作や再生指示、外出先でのデータ確認などが行なえる。ルータのポート転送設定無しで外部からデータを利用できるクイックコネクト機能もサポート。

 本体背面にLAN端子(GbE)とUSB 3.0×2、USB 2.0×1を備える。複数台の監視カメラを繋いでリアルタイム監視やデータ記録を行なうネットワークカメラサーバとしても利用可能。外形寸法は108×233.2×165mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.3kg。

背面