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Synology、HEVC/4K変換対応NAS「DS218play」。約2万円の「DS218j」も

 アスクは、DLNAサーバー機能を備えたSynology製NASキット「DiskStation」シリーズ3製品を27日より発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は、2ベイ「DS218j」が20,640円前後。4K動画変換機能も備える2ベイ「DS218play」が26,750円前後、1ベイ「DS118」が19,440円前後。HDDは別売。

Synology、HEVC/4K変換対応NAS「DS218play」。約2万円の「DS218j」も

 ホームユースや小規模オフィスでの利用を想定したNASで、別売の3.5/2.5型HDDに対応。DS218j/playはそれぞれHDD 2台、DS118は1台内蔵できる。DS218j/playはRAID 0/1とJBOD、Basic、Synology Hybrid RAIDに対応する。

 DLNAに対応し、メディアサーバーとして動作する。DS218playとDS118は、4K/Ultra HD映像のビデオ変換が行なえるハードウェアベースのコード変換エンジンを備え、HEVC/H.265への変換に対応。4K(4,096×2,160ドット)動画をトランスコードしながら出力できる。

 DS218playとDS118は、1.4GHz クアッドコアCPU(Realtek RTD1296)とDDR4 1GBメモリを搭載し、転送速度はどちらも読み込みが113MB/秒以上、書き込みが112MB/秒以上。

Synology、HEVC/4K変換対応NAS「DS218play」。約2万円の「DS218j」も DS218play
DS218play
Synology、HEVC/4K変換対応NAS「DS218play」。約2万円の「DS218j」も DS118
DS118

 DS218jは、1.3GHz デュアルコアCPU(Marvell Armada 385 88F6820)を採用し、従来機「DS216j」から書き込み速度と暗号化した際のファイル転送速度を高速化した。転送速度は読み込み/書き込み共に112MB/秒。メモリはDDR3 512GB。

Synology、HEVC/4K変換対応NAS「DS218play」。約2万円の「DS218j」も DS218j
DS218j

 Synology製NAS専用OS「Disk Station Manager(DSM)」を搭載。iOSやAndroidデバイス用のアプリを用意しており、音楽や写真、動画の操作や再生指示、外出先でのデータ確認などが行なえる。ルータのポート転送設定無しで外部からデータを利用できるクイックコネクト機能もサポート。

 いずれもLAN端子(GbE)とUSB 3.0×2を備える。複数台の監視カメラを繋いでリアルタイム監視やデータ記録を行なうネットワークカメラサーバとしても利用可能。

 消費電力(アイドル/負荷時)は、DS218jが7.03W/17.48W、DS218playが5.16W/16.79W、DS118が4.22W/9.4W。外形寸法/重量は、DS218j/playが100×225.5×165mm(幅×奥行き×高さ)/0.87kg。DS118が71×224×166mm(同)/0.7kg。

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