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コルグ、Nintendo Switch向けにゲーム感覚で音楽が作れる「KORG Gadget」を春発売
2018年1月18日 18:12
コルグは18日、ゲーム感覚で音楽制作が楽しめるソフトとして、「KORG Gadget」のNintendo Switch版の情報を公開した。2018年春にNintendo eShopで発売予定。2017年11月にWebサイトを開設していたが、詳細な情報を発表した。
SwitchのJoy-Conを傾けたり、回したり、アクティブに動かして操作・演奏できる「新感覚音楽制作スタジオ」と位置付けられており、最大4人で協力して曲作りができるマルチプレイモードも搭載。HDMI接続を使い、テレビで楽しんだり、プロジェクタで投写したパフォーマンスに活用するといった使い方も提案している。
「KORG Gadget」は既にiOS/Mac版が存在するが、「KORG Gadget for Nintendo Switch」の特徴は直感的なUIを採用した事。サウンド、フレーズ、シーケンス、ミックスという4つの工程を分かりやすくレイアウトし、あらゆる作業が直感的かつシームレスにできるという。曲に合わせたスケールを設定可能な「スケール・モード」を搭載。「シンセサイザーにあまり馴染みがなくても、曲作りが楽しめる」という。
16個のガジェット楽器を用意。「強烈な個性を主張という」シンセサイザーに加え、ドラムマシン、バンダイナムコスタジオと共同開発した「Kamata」を搭載。パラメーターの調整も可能。
Joy-Conのセンサーを活用した操作と演奏も可能。Joy-Conを回すことでガジェットのノブが動かせたり、傾けることでスケールに沿ったノートを演奏・入力できる。動きに合わせたHD振動が手に伝わり、「今までのソフトウェアにはない手触り感を味わえる」という。Joy-Conのボタンとスティックを使った演奏・入力も可能。
最大4人までが協力して曲作りができるマルチプレイモードを用意。4分割された画面を見ながら、同時にプレイする。それぞれの担当パートを決め、最後まで仕上げられるほか、対戦型DAWのように、相手の置いたノートを消したり・追加するといった、ゲームをプレイする感覚で音楽制作ができる。なお、マルチプレイにはJoy-Conが4セット必要。ローカル通信、インターネット通信には対応していない。