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サエク、“最高峰を目指した”同軸デジタルケーブル「DIG-4000Mk2」

 サエクコマースは、同軸デジタルケーブル「DIG-4000Mk2」を2月20日より発売する。0.7m/1.0m/1.5mの3種類を用意し、価格は0.7mが3.8万円、1.0mは4.2万円、1.5mは4.6万円。

DIG-4000Mk2

 デジタルケーブルの伝送速度を決める上で重要な、絶縁材の比誘電率に注目し、「デジタル信号伝送の最高峰を目指した」という同軸デジタルケーブル。

 現在最も比誘電率の低い素材であるフッ素樹脂を引き延ばした多孔質PTFEを絶縁材に採用。比誘電率を下げたほか、PCOCC-A導体の採用により、信号伝送の高速化と安定化を図っている。DIG-4000Mk2の信号伝搬遅延速度は3.95ns/mで、「ある意味ケーブル長が短縮されたのと同一の効果が得られる。したがって伝送ロスや波形歪みの発生は抑えられ、より正確な信号伝送を可能にする」としている。

 中心導体はPCOCC-A単線、導体断面積は0.19Sq(mm2)、導体絶縁体は多孔質PTFE。シールドはPCOCC-A編組+銅箔、シースはPE+カーボン含侵ポリウレタン編組チューブ。特性インピーダンスは75Ω。ケーブル外形は8.5mm。プラグはSEAC特注の金メッキオリジナルプラグ。