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雲海のドローン空撮にチャレンジ「レッドアロー号で行く 秩父ドローンツアー」

 秩父の三峯神社で、ドローンを使って雲海の撮影を目指す「特急レッドアロー号で行く 秩父ドローンツアー」が、3月16日~17日に開催される。西武鉄道、西武トラベル、Dron é motionが手がけるもので、ドローンパイロットの空撮スキル向上と、観光PRの両立する新たなビジネスモデルの構築を目指し、日本で初めて鉄道会社としてドローン撮影ツアーに取り組むものとなる。夜発の1泊2日ツアーで、費用は37,800円(2~3人 1室利用)、39,800円(1人1室利用)。

「特急レッドアロー号で行く 秩父ドローンツアー」イメージ

 2015年8月から実施している、“秩父・三峯神社で絶景の雲海&星空鑑賞を目指す!「夜行列車で行く 秩父絶景ツアー」”のスピンオフ企画として用意されたもので、募集人員は20人(最少催行人員は10人)。

 カメラの代わりにドローンを持って絶景を旅する「ドローン撮影ツアー」第1弾であり、ドローン操縦ライセンス所有者、または空撮を楽しむ人を対象に、ドローン空撮技術習得や、普段撮影できない貴重な被写体の撮影体験をテーマとしている。

 ツアーでは、西武鉄道池袋線の特急レッドアロー号7号車の車内を貸し切り、車内でカメラ設定などのミニ空撮講座(座学)や参加者の懇親会を実施。ドローン撮影についての意見交換をしながら秩父へ移動する。

 西武秩父駅到着後は、貸切バスで三峯神社へ移動。三峯神社興雲閣に宿泊する。翌朝からは、三峯神社境内やその周辺で、Dron é motion講師がドローン空撮技術をレクチャー。日の出とともに現れる雲海のドローン撮影を目指す。

 また、通常は三峯神社境内でドローンの飛行は禁止されているが、ツアー限定で特別に境内の飛行許可を得ており、三峯神社境内の限定エリアでもドローンによる撮影が可能。

 参加者4~7名に対して講師1名の割合で同行し、魅力的に見える空撮のポイントを学びながら、空撮が楽しめる。なお、ツアーは雲海撮影などを確約するものではなく、気象条件などにより撮影できない場合がある。

 参加するためには、20歳以上である事や、ドローン操縦士関連民間ライセンス(DJI CAMP/JUIDA/DPAなど)を所有し、事前にライセンスカードのコピー(または写真など)を提出できること。ライセンスを保有していない場合は、直近6カ月以内に自身で撮影した空撮映像を事務局に提出したり、YouTubeにアップするなどして事務局からの参加許諾を得る必要がある。

 その他にも、損害保険への加入や、国土交通省の飛行許可の取得といった条件がある。詳細はツアーのページを参照の事。