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DELA、オーディオ向けで23万円の外付け光ディスクドライブや、3TB HDD

 メルコシンクレッツは、DELAブランドの新製品として、オーディオ用光ディスクドライブ「D10」、「D100」、オーディオ用外付けHDD「E100」を発売する。価格と発売時期は、「D10」が230,000円で3月中旬出荷開始、30台限定。「D100」は70,000円、「E100」は70,000円で、出荷時期は別途案内するという。

オーディオ用光ディスクドライブ「D10」

オーディオ用光ディスクドライブ「D100/D10」

 オーディオ用NAS「N1」との組み合わせを想定し、CDリッピングや、CDドライブから読み取ったデータを直接USB-DACで再生するN1のCDトランスポート機能での活用を想定した光ディスクドライブ。接続端子はUSB3.0 Type A。

 N1Zと同様に、筐体・基板・デザインに出来る限りのオーディオ機器開発のノウハウを投入。ドライブには、Blu-ray対応の高性能光ディスクドライブを採用した、リファレンス機を開発。少量生産したこのリファレンス機をそのまま製品化したフラッグシップモデルが「D10」で、4周年記念の限定モデルとして30台販売する。

 D10の筐体は5面アルミ削り出し。さらに、TAOC製の専用3点支持インシュレータも採用している。外形寸法は215×271×61mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は4kg。

オーディオ用光ディスクドライブ「D100」

 D100の筐体は2面にアルミを採用。4点支持インシュレータを備えている。外形寸法はD10と同じで、重量は3.5kg。

 D10とD100の共通する特徴は、オーディオラックでもデスクトップでも使用できるハーフサイズの筐体を採用した事。ハーフサイズでは異例という、2mmの鋼鈑シャーシを使っている。

 ドライブ部には、DELA「N1ZS/2A」同様のコンセプトで設計された「HS-S2」(Highly Stable Storage System)を採用。アイドリング、読み出し、書き込みの動作表示用LEDは、専用の制御ソフトウェアで“点滅しない”仕様になっている。

 BD/DVDはデータディスク、CDはCD-DAディスクの読み出しのみをサポートする。

 フロント電源スイッチを採用。専用基板は面積・銅膜厚が通常品の4倍となる。電源回路にはN1シリーズと同様の大容量コンデンサを搭載。NDK製クロックや、ディジーチェーン接続が可能なUSBホストポートなども備えている。電源は48WのACアダプタが付属する。

オーディオ用外付けHDD「E100」

 N1との接続や、外付けHDDをサポートしたオーディオプレーヤーとの連携を想定して開発されたHDD。接続端子はUSB 3.0のType A。

オーディオ用外付けHDD「E100」

 D100と同様のエンクロージャに、DELA音質責任者が選定した3TBのHDDを搭載。N1だけでなく、WindowsやMacでもそのまま使えるよう、exFAT形式で初期化された状態で出荷される。

 筐体には2mm鋼鈑シャーシを採用。2面にアルミを採用している。アイドリング、読み出し、書き込みの動作表示用LEDは専用の制御ソフトウェアで点滅しない仕様になっているほか、HS-S2も投入。専用基板は面積・銅膜厚が通常品の4倍。電源回路にはN1シリーズと同様の大容量コンデンサを使っている。

 NDK製クロックも採用。4点支持のインシュレータを採用。外形寸法は215×269×61mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は3.6kg。