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1月の4K TV出荷額はTV全体の71.6%。有機ELは6千台、電子機器全体は前年割れ

 電子情報技術産業協会(JEITA)は21日、2018年1月の民生用電子機器の国内出荷実績を発表した。出荷金額は前年同月比96.2%の919億円。内訳は、映像機器が同93.8%の399億円、オーディオ関連機器は同91.5%の66億円、カーAVC機器は同99.2%の453億円で、いずれも前年割れ。

民生電子機器国内出荷実績推移(金額)
出典:電子情報技術産業協会電子統計委員会

 1月の薄型テレビの出荷台数は、前年同月比94.7%の28万9,000台(有機ELテレビは含まない)。このうち、4K対応テレビの出荷台数は前年比118.6%の11万5,000台で、薄型テレビ全体に占める割合は39.7%。4Kテレビの出荷金額は186億円で、薄型テレビ全体の出荷金額269億円に占める割合は69.2%。ハイブリッドキャスト対応のテレビは前年比106.7%の13万6,000台で、テレビ全体における割合は47.1%。

 サイズ別では、29型以下が同80.9%の6万3,000台、30〜36型が同97.4%の7万2,000台、37〜49型が同95%の9万3,000台、50型以上が同109.8%の6万1,000台。構成比は順に21.8%、25%、32.3%、21%。

 有機ELテレビの出荷台数は6,000台、出荷金額は23億円。薄型テレビ全体の出荷台数にこの実績を含めると29万5,000台となる。有機ELテレビを含む4K対応テレビの出荷台数は12万1,000台、出荷金額は209億円で、テレビ全体の出荷金額292億円に占める割合は71.6%となった。

 BDレコーダ/プレーヤーの出荷台数は、前年同月比102.3%の16万5,000台。内訳は、BDレコーダが同112.8%の12万3,000台、BDプレーヤーが同80.4%の4万2,000台。ビデオカメラは同46.3%の3万1,000台。

 システムオーディオの出荷台数は前年同月比83.3%の8万7,000台。スピーカーシステムは同103.4%の6万3,000台。ステレオヘッドフォンは同88.9%の59万1,000台。ラジオ受信機は同76.9%の8万台。ICレコーダは同100%の5万3,000台。

 カーAVメインユニットは前年比91.2%の18万3,000台。カーナビは同101.5%の46万6,000台。