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ソニック・ザ・ヘッジホッグがセガ×パラマウントで長編映画化。'19年11月北米公開

 セガ・オブ・アメリカは、ゲームシリーズ「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」の長編映画(タイトル未定)の共同製作で、米パラマウント・ピクチャーズと合意した。実写とCGアニメを融合させたハイブリッド作品として製作され、2019年11月15日の北米公開を皮切りとして、全世界での公開を予定している。

ソニック公式ポータルサイト「ソニックチャンネル」における、ソニックのキャラクター説明ページ
※映画のビジュアルとは異なります
(C)SEGA

 プロデューサーは、「ワイルド・スピード」シリーズなどを手がけるニール H. モリッツ氏。エグゼクティブプロデューサーは、「デッドプール」の監督であり、Blur Studio所属のティム・ミラーが氏担当。監督は、同じくBlur Studio所属で、アカデミー賞ノミネート経験を持つジェフ・フォーラー氏。企画/プロデュース、CGアニメーションパートの制作には、セガグループのマーザ・アニメーションプラネットも参画する。

 「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」は、1991年にメガドライブ(米国ではGenesis)用ゲームソフトとして発売され、高速で駆け抜ける爽快感やクールなキャラクター性により、全世界で400万本を超えるヒットを記録。以後、数多くのシリーズタイトルが誕生。2008年には英国の新聞における人気キャラクターランキングで1位に選ばれ、2016年には米・国立博物館のビデオゲームの殿堂「World Video Game Hall of Fame」に選出されている。

 様々なプラットフォームに展開し、2017年11月にはシリーズ最新作「ソニックフォース」をPlayStation 4、Nintendo Switch、Xbox One、PC向けに発売。シリーズの累計販売数はパッケージ・デジタルダウンロードを合わせ現在までに3億6,000万本/DLを突破している。

 セガホールディングス代表取締役会長CEOの里見治紀氏は、「ゲームコンテンツは、日本から世界へと発信するエンタテインメントの中核を担っている。そしてソニックは、1作目の発売から26年に渡りその先頭を走り続け、現在も世界中の皆様に楽しんで頂いている。今回の映画化は、全世界に向けソニックの新たな魅力を届ける大きなチャンス」とコメントしている。