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ソニーモバイル、耳を塞がない左右分離イヤフォン「Xperia Ear Duo」をMWCで発表

 ソニーモバイルコミュニケーションズは、スペインのバルセロナで26日から開催されている、携帯通信の展示会「Mobile World Congress 2018」において、左右完全分離型で耳を塞がないイヤフォン「Xperia Ear Duo」や、ネックバンド型の「SBH90C」といった、Xperiaスマートプロダクトの新製品を出展する。春以降、世界の各市場で導入する。

Xperia Ear Duo

 Mobile World Congress 2018では、スマートフォン「Xperia」シリーズの新製品として、フラッグシップで4K HDRのビデオ撮影などに対応した「Xperia XZ2」、小型の「Xperia XZ2 Compact」も発表している。スマホに関しては別記事で紹介している。

Xperia XZ2

Xperia Ear Duo

 昨年の「Mobile World Congress 2017」で参考展示した、「Xperia Ear Open-style CONCEPT」を製品化するのが「Xperia Ear Duo」となる。

Xperia Ear Duoの使用イメージ

 最大の特徴は、耳を塞がず、周囲の音を聞きながら音楽を聴いたり会話を楽しめる事。新しいリスニングスタイル「デュアルリスニング」として提案する。

 ソニーの技術・研究開発のプログラム“Future Lab Program”で開発した、独自の音導管設計を採用。左右独立型の完全ワイヤレスでステレオ再生が楽しめる。

 ソニーエージェントテクノロジーによる自然な音声コミュニケーションや、ヘッドジェスチャーによる操作も可能。ハンズフリーで通話やメッセージの送受信などができる。

2-way USBオーディオ&ワイヤレスステレオヘッドセット「SBH90C」

 ネックバンド型のBluetoothイヤフォン。スマートフォンなどとワイヤレスで接続し、音楽再生やハンズフリー通話に対応。

 さらに、USB Type-Cのケーブルで、Xperiaのスマートフォンを有線接続する事で、スマホからUSBオーディオ出力でSBH90Cへと入力。ハイレゾ再生が楽しめる。音楽を再生しながら、USB接続したスマホからの充電にも対応。

2-way USBオーディオ&ワイヤレスステレオヘッドセット「SBH90C」

 QualcommのaptXにも対応。Bluetoothを使い、ワイヤレス接続再生も可能。カラーはブラックとシルキーベージュの2色を用意する。

USB Type-CのケーブルでXperiaのスマートフォンを有線接続し、ハイレゾ再生が可能

オープンイヤー ステレオヘッドセット「STH40D」

 3.5mmステレオミニの入力を備えた、有線のヘッドセット。イヤフォン部分がオープンイヤータイプで、耳を塞がず、「デュアルリスニング」が楽しめる。

 小型軽量により、快適な装用感を実現。ケーブルに搭載したリモコンを使い、スマホでの通話や音楽再生の操作、GoogleアシスタントやSiriの起動も可能。

 カラーはブラック、グレー、ピンク、グリーンを用意する。

オープンイヤー ステレオヘッドセット「STH40D」