1月の販売用BD/DVDは、星野源ライブなど音楽人気で前年比115.8%。JVA調査

　日本映像ソフト協会(JVA)は6日、2018年1月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は140億700万円で、前年同月比は112.6%。売上本数は同94.8%の403万5,000枚。BD(UHD BD含む)とDVDの売上金額の割合は43.1：56.9。

　2018年1月のBDビデオ全体の売上金額は、前年同月比116.9%の60億4,300万円。数量は同110.4%の110万9,000枚(いずれもUHD BD売上を含む)。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は43.1%で、数量の構成比は27.5%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比116.1%の57億2,700万円。数量は同116.2%の102万4,000枚。レンタル店用は売上額が同129.9%の2億9,100万円、数量が同67.1%の8万1,000枚。

　DVDビデオ全体の売上額は前年同月比109.5%の79億6,400万円で、数量は同90%の292万6,000枚。内訳を見ると、販売用は前年同月比115.5%の51億4,400万円。数量は同100.1%の125万3,000枚。レンタル店用は売上額が同100.7%の27億4,500万円、数量は同79.6%の152万枚。

　1月は、星野源のライブ映像作品「Live Tour“Continues”」や桑田佳祐ミュージックビデオ集「MVP」など、音楽のヒットタイトルが多くリリースされたこともあり、販売用BD/DVDの売上は前年同月比115.8%の108億7,100万円となった。レンタル店用も同102.9%の30億3,600万円で、共に前年を大きく上回った。

　雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」ビデオソフトの売上は、BDが2,300万円で、数量は3,000枚。DVDが3,000万円で、数量は8万2,000枚。

　2018年1月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比89.4%の186タイトル、レンタルは同162.5%の13タイトル。新作DVDは販売用が同109.1%の324タイトル、レンタルは同126.8%の402タイトル。