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2月のDVD販売は前年比103.9%、V6舞台が押し上げ。BDは前年割れ

 日本映像ソフト協会(JVA)は3日、2018年2月度のビデオソフト売上速報を発表した。ソフト全体の売上金額は119億6,700万円で、前年同月比は97.9%。売上本数は同92.5%の411万8,000枚。BD(UHD BD含む)とDVDの売上金額の割合は42.8:57.2。

 2018年2月のBDビデオ全体の売上金額は、前年同月比97.9%の51億1,600万円。数量は同110%の111万枚(いずれもUHD BD売上を含む)。ビデオソフト全体におけるBDの金額構成比は42.8%で、数量の構成比は27%。内訳は、販売用の売上額が前年同月比97.7%の48億2,300万円。数量は同105.5%の88万4,000枚。レンタル店用は売上額が同105.6%の2億6,500万円、数量が同136%の2万2,300枚。

 DVDビデオ全体の売上額は前年同月比98%の68億5,100万円で、数量は同87.3%の300万7,000枚。内訳を見ると、販売用は前年同月比103.9%の38億3,500万円。数量は同105.3%の102万2,000枚。レンタル店用は売上額が同90.9%の29億2,500万円、数量は同78.6%の191万1,000枚。

 2月は、販売用BD/DVDの売上は前年同月比100.4%の86億5,800万円と昨年並みだったが、レンタル店用は同92%の31億9,000万円と前年を下回った。なお、販売用DVDの実績が前年同月比103.9%となった要因については、V6の舞台作品を映像化した「TWENTIETH TRIANGLE TOUR 戸惑いの惑星 20th Century」がDVDのみのリリースだったことを挙げた。

 雑誌・コミックなどに付く「特殊ルート」ビデオソフトの売上は、BDが1,500万円で、数量は3,000枚。DVDが4,100万円で、数量は6万6,000枚。

 2018年2月の新作BDビデオは、販売用が前年同月比101.3%の226タイトル、レンタルは同128.6%の18タイトル。新作DVDは販売用が同91.5%の368タイトル、レンタルは同107.7%の404タイトル。