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ASUS、直下型エリア駆動で4K/HDR、キャリブレーションツールも付属する32型液晶

 ASUS JAPANは、4K HDRに対応し、キャリブレーションツールも付属する32型の液晶ディスプレイ「PA32UC-K」と、ゲーマー向けのUWQHD(3,440×1,440)ドット、35型の曲面液晶ディスプレイ「ROG Strix XG35VQ」を3月22日に発売する。価格はどちらもオープンプライス。

32型の液晶ディスプレイ「PA32UC-K」

キャリブレーションツールも付属する32型「PA32UC-K」

 32型、解像度3,840×2,160ドットのIPSパネルを採用したモデル。直下型バックライトを採用し、エリア駆動分割数は384。ピーク時の輝度は1,000cd/m2。UHDアライアンスによる、Ultra HD Premium認証も取得。ASUS LED駆動技術により、優れたHDR性能と最適化されたコントラストを実現するという。

 応答速度は5ms(グレー to グレー)。走査周波数は水平142KHz、垂直40~60Hz。

 広色域も特徴で、カバー率はAdobe RGB 99.5%、sRGB 100%、DCI-P3 95%、Rec.2020 85%を実現。工場出荷時にキャリブレーションも行なっており、2未満の最大ΔE(色差)を達成している。

 詳細な色設定を行なえるASUS ProArtキャリブレーション技術も搭載。デスクトップPCやノートPC、Macなど、液晶ディスプレイに接続する機器に合わせて完璧な色設定が可能という。ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー技術も搭載。

 入力端子はThunderbolt 3 USB Type-C×1、DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×4。PinP(子画面表示)、2画面表示も可能。4K UHDの映像入力を複数同時に表示する事もできる。

 スタンドを含めた外形寸法は、727×229×470~600mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約11.4kg。

ピボットも可能
側面

ゲーマー向けのUWQHD液晶

 曲率1800Rの35型曲面液晶パネルを採用。解像度は3,440×1,440ドット。「視野を広げることでゲームへの没入感を高める。ディスプレイのカーブにより、すべてのポイントがユーザーの目から等距離であるため、長時間のゲームプレイでも疲労が軽減され快適な視聴体験を得られる」という。広視野角なパネルを使うことで、歪みや色の変化も抑え、「ゲームや映画などのコンテンツを、あらゆる角度から最高のビジュアルで楽しめる」という。

ゲーマー向けの35型の曲面液晶ディスプレイ「ROG Strix XG35VQ」

 応答速度は4ms(グレー to グレー)で、走査周波数は水平30~175KHz、垂直48~100Hzと高速で、ハイスピードなゲームでも、表示の遅延を抑えたプレイができる。ASUS Extreme Low Motion Blurテクノロジーにより、画面からスミアやモーションブラーも除去。動体の描画をより鮮明にしている。

 Adaptive-Sync(AMD FreeSync)にも対応。画面のティアリングやフレームレートの不安定さを除去し、表示の乱れや遅延を最小限に抑えている。ブルーライト軽減機能やフリッカーフリー技術も搭載する。

 入力端子はDisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×1、HDMI 1.4×1。スタンドを含む外形寸法は、834.7×317.3×468.3~567.2mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約12.2kg。

背面