ニュース
Campfire Audio初のヘッドフォン「CASCADE」。ダンパー貼替で音が変化
2018年3月26日 16:42
ミックスウェーブは、Campfire Audioのヘッドフォン「CASCADE(カスケード)」を3月28日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は92,500円前後。
ALO audioのCEOケン ・ ボール氏が2015年に立ち上げたCampfire Audioは、これまでイヤフォンを展開して来たが、3年を開発期間を経て開発したという初のヘッドフォンが「CASCADE」となる。「従来までの 『クローズド ・ ヘッドフォン』の枠を超え、Campfire Audio の企業精神を踏襲した新しいヘッドフォン」と位置付けられている。
密閉型で、ドライバは42mm径のベリリウム振動板を採用している。「量感のある低域が音場を支え、明瞭感ある中高域が音楽のディテールを聴かせる、優れた音楽性と広大なサウンドステージの両立を図った」という。再生周波数帯域は5Hz~33kHz。感度は100dB SPL/mW、インピーダンスは38Ω(@1kHz)。
大きな特徴として、アコースティック・ダンパー をヘッドフォンのカップの内側に貼る構造になっており、ユーザーが好みのダンパーを貼り付けて音をチューニングできる。ダンパーは4種類を同梱する。
軽量、堅牢、遮音性の両立を目指して開発。ヘッドフォンで壊れやすいヘッドバンド、ジョイント部分、ハウジングの回転軸にステンレススチールを採用。ハウジングやハンガーアームにはアルミニウムを機械加工したパーツを使っている。
遮音性を高めるため、イヤーパッドには摩擦に強く、柔らかく手触りの良い「プレミアム・シープスキン・イヤーパッド(羊革)」を採用している。ハウジングは折りたたみも可能。
ケーブルは着脱可能で、ヘッドフォン側の端子にはゼンハイザーのHD 800と同じタイプの端子を採用。ケーブル自体はALO audioのLitz Wire Cable(純銅銀メッキ導体)を採用しており、布製ジャケットを使うことで、ヘッドフォン向けのケーブルとして耐久性やマイクロフォニックノイズ対策を向上させている。
入力端子はステレオミニで、金メッキ仕上げ。長さは約122cm。ケーブルを含まない重量は約383g。