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PHILIPS、動画も撮れる約19,800円のICレコーダ。FM搭載、スティック型も

 STAYERホールディングスは、PHILIPSのICレコーダを独占代理店として国内で初めて販売、4機種を4月13日より発売する。価格はすべてオープンプライス。店頭予想価格は、ステレオ音声録音+HD動画撮影ができる「VTR8010」が19,800円前後。

PHILIPS ICレコーダ4機種。左からVTR8010/5810/5200/5100

 内蔵バッテリで約20時間録れる多機能モデル「VTR5810」は12,800円前後。鏡面仕上げデザインでFMラジオも聴けるスティック型「VTR5200」が9,800円前後、ラジオ機能を省いたシンプル設計の「VTR5100」が7,800円前後。

VTR8010

 リニアPCM録音に加えて、1,280×720ドット/30fpsのHD動画撮影が可能。正面に液晶画面を備え、撮影動画を再生可能。会議や講習会などで、ホワイトボードやプロジェクタの表示内容を動画に記録し、収録内容を把握しやすくする。ダンスや楽器演奏、フィットネス、料理など、動きを伴う習い事での利用も想定している。

VTR8010はHD動画撮影に対応

 録音形式は、リニアPCM(WAV)が最大96kHz/16bitまで、MP3は8〜192kbps。動画形式はAVI(XVID)。内蔵メモリは16GB。microSDカードスロットも備え、64GBまでのカードが利用できる。

 ステレオミニのイヤフォン出力と、外部マイク入力を備える。20mm径のスピーカーを搭載し、最大出力は1W。ワイドFM対応のラジオチューナも内蔵し、予約録音が可能。

 容量650mAhのリチウムバッテリを内蔵し、約10分の充電で約100分間の録音が可能な急速充電に対応。連続使用時間は約10時間で、録音時は約1時間。本体にデータ転送/充電用USB端子を備える。外形寸法は104×38×14mm(縦×横×厚さ)、重量は約80g。

VTR5810

 充実した機能と高音質での録音再生ができるハイエンドモデル。語学学習用の繰返し再生機能や、文字起こし用に音程を変えずに再生速度をコントロールする機能、ノイズキャンセル機能などを搭載。ワイドFM対応のラジオチューナも備える。

VTR5810

 録音形式は、最大96kHz/16bitまでのリニアPCM(WAV)と、MP3(8〜128kbps)。内蔵メモリは8GB。64GBまでのmicroSDカードが利用できる。イヤフォン出力と、外部マイク入力、28mm径スピーカーを搭載。USB端子も備える。

 内蔵バッテリは容量550mAhで、連続使用時間は約20時間。急速充電機能により、約10分の充電で約160分録音できる。外形寸法は104×38×16mm(縦×横×厚さ)、重量は約53g。

VTR5200/VTR5100

 VTR5200は、鏡面仕上げデザインのスティック型ICレコーダ。録音時のノイズキャンセル機能を備えている。MP3音楽ファイルの再生や、FMラジオ聴取も可能。内蔵メモリは8GBで、64GBまでのmicroSDカードも利用できる。

VTR5200

 スティック型のVTR5100は、ラジオチューナとmicroSDカードスロットは非搭載で、8GBメモリを内蔵する。

 どちらもイヤフォン出力と、24×15mm径スピーカーを搭載。USB端子も備える。リチウムバッテリを内蔵し、連続使用時間は約14時間。外形寸法/重量は、VTR5200が110×20×12mm(縦×横×厚さ)/約29g。VTR5100が98×23×15mm(同)/約40g。

VTR5100