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デノン最上位AVアンプ「AVC-X8500H」、Auro-3D対応ファームウェア公開

 デノンは、AVアンプのフラッグシップモデル「AVC-X8500H」において、Auro-3Dに対応するファームウェア・アップデートを5月24日に開始した。設定メニューからインターネット経由でアップデートすると、サウンドモード「Auro-3D」が選択可能になる。

AVアンプのフラッグシップモデル「AVC-X8500H」

 Auro-3Dは、5.1ch+サラウンドバックの7.1chシステムに、フロントハイト、センターハイト、サラウンドハイト、トップサラウンドスピーカーの6chを組み合わせた13.1chシステムで、臨場感豊かな3Dサウンドを再生できる。

 また、「Auro-Matic Upmixer」機能で、モノラルやステレオ、サラウンドソースを自然な3Dサウンドにアップミックス再生も可能。

 X8500Hでは、再生するコンテンツに合わせてAuro-Matic Upmixerの効果を調整でき、5種類のプリセットと、16段階のチャンネルレベル設定を用意する。なお、AVR-X6400H/X4400Hでは「ムービー」を除く4種類のプリセットが使用可能。

 【Auro-Matic 3Dプリセット】

  • 小:ポップミュージックや室内楽向け
  • 標準:ジャズ音楽や一般的な映画、テレビ番組向け
  • 大:オーケストラなど大きなスペースで収録されたコンテンツ向け
  • ムービー:大きな爆発音のシーンがあるアクション映画など、映画コンテンツ向け
  • スピーチ:ニュース放送などほとんどが対話で空間情報を持たないようなコンテンツ向け

 さらにX8500Hは、Auro-3D入力信号をそのまま再生する「ダイレクト」モードと、接続されているスピーカーの構成に合わせて最大13.1chまで拡張して再生する「チャンネルの拡張」モードを切り替えられる。